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機甲魔術師の異世界転移  作者: タングステン風味
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俺流3、40分間クッキング

唐突に始まる料理回


前半以外読み飛ばしても話がわかるように次話つくります。

「此処が私達の家だよお兄ちゃん♪」


「おっ庭も広くていい感じだな」


玄関を開けると靴が揃えてある。


アクアが言ってくれたのか室内は土足厳禁らしい。


何から何まで良く気がつく相棒だ。


「あら靴はここで脱ぐの?」


いそいそとスティナが靴を脱いだ。


玄関を開けるとそこはリビングだった。


テーブルにはクロスがかかっておりここで食事をするようだ。


少し離れた所に二人掛けのソファが2つと背の低いテーブルが置いてある。


日中は日があたって気持ちよさそうだ。


アクアが俺達に気がついたのか2階から降りてきた。


「お帰りなさいマスター」


「ただいまアクア。そういえば晩御飯はどうする?」


「まだ決めてないのですが、外食にしようかと思っています」


ふむ。ならば


「俺が晩御飯を作ろう。厨房はこっちか?」


「マスターが作ってくださるのですか?楽しみです」


「お兄ちゃんって料理できるの?」


「マスターは格式張った料理は作れませんし分量は適当ですが、いつも美味しそうな料理を作っておられますよ。食べたことはありませんが」








厨房は広くて使いやすそうだ。


調理器具はもう荷ほどきされて少し乱雑だが棚に入ってある。


今日の献立は…チキントマトリゾットとサラダだな。


俺は米が食べたかったし手早く出来るのがこの料理を選んだ理由だ。


コンロは何となく使い方がわかる。魔石を使った魔術式のコンロだ。


まず大きい鍋を温めながら、ニンニクを粗くみじん切りにして、玉ねぎもみじん切り、鳥もも肉を…これくらいか下味を付け一口サイズに切る。


鍋でニンニクを油で優しく炒め、油にニンニクの香味を出したら玉ねぎ、白ワインを一回しと鳥もも投下、表面を強めの火で焼く。


おっと忘れてた。


鍋をもう一つ用意して水を張ってと、「加熱」魔術で一瞬で湯を沸かす。


トマトを6つ位か?鍋に放り込み20秒位で上げ湯剥きする。


いい感じになってきた鳥もも肉が入ってある鍋に水を少な目に投入。


後で足りなくなったら水を足そう。


湯剥きしておいたトマトを手で握り潰しながら鍋に投入、ぐつぐつにながら灰汁をとってと。


フライパンを温め油投下、米は洗わずにフライパンに入れて透きとおるまで炒めて、鍋から煮汁を少しずつ投下。


あと一品サラダを煮汁を投入しながら作ろう。


鳥ムネ肉であっさりめに作るか。


ムネ肉を薄く切り強めの火で短時間で仕上げた。


レタスを手でちぎり、トマトは6等分でと。


ドレッシングは適当にサラダ油に酢を入れて塩と砂糖で作る。


サラダを器に盛り付け最後にドレッシングを投下。


サラダは完成した。


リゾットの方は…ある程度ふやけたな、あと全ての鍋の中身をフライパンにぶちまけてと。


「アクアそろそろ出来るぞ、皆を呼んでくれ」


最後に味見をしながら塩と胡椒で味を整える。


俺は胡椒強めが好きなので皆にはそれにつき合って貰おう。


少し固めに仕上がったリゾットは食べている内に良い具合になるだろう。


お腹が空いていたのか、米を入れすぎて大きなフライパンにこんもりリゾットが入ってある。


ま、残っても全部俺が食べるけどな。


可愛らしい器に盛り付け、チーズはお好みで。


案の定リゾットはまだ半分はフライパンに残った。


トレイにサラダと人数分の食器、もう一つのトレイに4人分のリゾットを乗せて。


「アクア、配膳を…」


「手伝います。マスター」


呼ばなくてもアクアが来た。


流石俺の相棒。

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