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正妻の貫禄?
「「アクアさんごめんなさい、私達ショウさんと結婚することになりました!!」」
「マスターが承諾すれば別にいいですよ。説明はしていただきますが」
アクアが続ける。
「何か事情があるのでしょう?大体マスターと私の絆はその様なことでは揺らぎません」
アネッテとスティナは緊張しながら事の顛末を話す。
「マスターに一言謝っていただければ別に構いません」
私達は拍子抜けしていた。
彼を罠に嵌めたのにと。
「マスターの幸せが増えるのであれば、それは私にとっても幸せです」
それにと続ける
「私は負けるつもりは、ありませんので」
正々堂々戦いましょう、アクアは席を立ち喫茶店を出ていった。
私は大いに焦っていた。
結婚?マスターが結婚?あの狐耳と猫耳に迫られてはマスターは即陥落するでしょう。
いつかはあると思っていましたが、それがこんなに早くに来るとは思っていませんでした。
マスターとの絆を疑ってはいませんが状況は悪くなっているように思います。
慌てながら病院へ急ぎます。
そして「それ」を見つけるのでした。