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いつの間にかハードモード
「怪我が治ったら式だぞ」
そういって「ショウ=アルム」と書かれたカード(国民証)を置いて、ガハハと笑いながらライオンレッドは病室から出ていった。
わぁー!ライオンレッドがいるー!
扉の外から子どもの声が聞こえてきた。
そんな中俺は完全にフリーズしている。
異世界生活4日目にして2度ほど死にかけ、全治1か月の怪我を負い、嫁も2人出来ました。おまけにライオンブルーだ。
幾らなんでも俺の処理能力も限界である。
少々特殊な生い立ちをしているとはいえ、俺はただの新米公務員で学園生でDTだ。
DTがいきなりハレム保持者だ。
あの独占欲の強い相棒のこともある。
彼女も口には出さないが、かなりの不安を抱えているだろう。
何せ自分の存在そのものが変わってしまっているのだから。
おまけにアクアとの「教授」の事も先伸ばしにしたままだ。
「俺の人生難易度が高過ぎる…」
いつの間にか黒うさみみの女医が目の前にいて。
「食欲はあるようね。って、大丈夫?目が虚ろになっているわよ?」
うさみみも大丈夫?と俺を心配していた。
うさぎさんありがとう。




