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100と0の位置

説明が少なくてすまないと思っている

学校行きづらい…

風邪って事になんねーかな…




「行け。」





ゲシュ




俺は下着姿の寝癖ボンバーに蹴られて渋々行く事にした。







「キジ!!」



俺は逃げたかった。認めたくないんだ。惨めに散りたくない。






「也智熊、良かったな。あんな可愛い娘に告られて」




それだけ言って逃げたかった。




「キジちょっと来てくれ、」



俺の手を引っ張って、人気のない所に来た。





「キジ、すまなかった。昨日は、想定の範囲外だったんだ。」




謝るなよな…。むしろ俺の方が邪魔だったんだから、





「いや、いいよ。告白する前に振られて、良かった。痛い目を見なくていいんだ

からな。だから、気にしないでくれ」










「昨日のアレはな、最初はビックリしたけど、」




俺が逆の立場だったらなっておもう。

上手く返事は出来ないだろうけど、




だから、羨ましくて也智熊に嫉妬していたんだ。チャンスを与えてくれたのは也

智熊なのに、








「昨日の告白は嬉しかった。だけど、俺の気持ちは正直なんだ。」







俺も也智熊のように明るく振る舞っていれば、誰かに告白される事もあるかもし

れない。

でも、もう遅いんだ。何をしていいか分からないんだ。






「だから、友達から付き合う事にする」





「!そうか…良かったな…」





俺に何が出来る?応援か?笑える






「お前の気持ちはそんなものか!?」




…今でも




「お前は、そんな事で諦めて後悔しないのか!?」



でも、俺は振られたんだ。告白する前に…もう駄目なんだ。





「お前の好きな気持ちは嘘だったのか!?そんないい加減な気持ちで告白するって

言ったのか!?」






いい加減だったのかもな…


友達に頼って自分で何も行動出来なかった。




自分の力で告白すべきだったんだ。





「お前には!お前には俺の気持ちは分かんねーよ!」




俺は我慢出来なかった。嫉妬と羨ましい気持ちの交錯で気が気でなかった




「今でも好きだぜ!だけどな、あの娘の気持ちはお前なんだ!だったら俺が手を引

くしかないじゃねぇか!!」








「そんなの関係ない!!」





無責任だと思った。俺だって諦めたくて諦めた訳じゃない。

でもそんな事言える立場じゃないんだ






「関係あるだろ!?今更言ったって俺はもう遅いんだ」





「それは違う!!」





何で、そう俺に構うんだよ。




「俺は、俺の気持ちは、まだ傾いていない。まだ好きになっていないんだ!でもお

前は違うだろ!?」






…あぁそうか。

こうゆう奴だった、お前は

本当に、馬鹿正直で何でも平等にやりたいんだ。



いい奴なんだ




「だから!お前と俺は同じスタートラインなんだ!そんな初めから、そのコースか

ら外れるな!!」






だからと言って何が出来る。俺にとっては、同じスタートラインに見えないんだ





「お前の勝手なエゴを俺に決めつけるな!!」




…違う




俺は嬉しかった。

こんな俺でも対等に見てくれている事に。



それでも俺は情けなくて、向き合う事が出来ないと思う。







「俺が、お前の立場だったら、俺は頑張るよ!頑張って、好きな子を振り向かせる





「だから!!お前の理想を勝手に語るな!!恋愛はお友達ごっこじゃねぇんだ!!」






…そうだ


そんなの譲りあって、手に入れる物じゃないだろ?







「…そうだな、俺とお前はライバルだ。だが友達でもある。俺はあの子の気持ち

を振れなかった。だけど、完全に受け入れる事はまだ出来ない。だからお前は俺

を許さなくていい。酷い事をしないか監視してくれ。俺からの頼みだ」




也智熊らしい。変に繕ったりしない言い方だ



分かっている。それは俺が辛いと分かってて言う。確かに逃げるよりはマシかも

しれない。




望みはないかもしれない。だが也智熊はアイツなりにどっちにも逃げないつもり

だろう。







お前、好きじゃないなら俺に好きになるようにしてくれよ。


っていいたいけどな、多分そんな事も見透かしているんだろうさ。







「分かった。受けてやるよ!」




「それでこそキジだ。」








そして数日後





とは言ったものの



「八田君…あの…その」





ぐ…モジモジしてる。華辺さんいつみても可愛いぜチクショー






「ん?どうした?一緒に帰りたいのか?」





馴れ馴れしい…何て口の聞き方を…





「うっうん一緒に帰りましょ」



顔が真っ赤っかで、数日前好きって言った娘とは思えないくらい。恥ずかしやさ

んなんだな…




「お前を見ていると、どこぞのファンの追っかけみたいでキモいぞ…」



「うるせーな、渓鹿」



俺は秘密メモを閉じて帰ろうとした、






「オーイ!!キジ!お前も一緒に帰らないか!?」




んなっ



「そうだよな…何時もストーカーみたいにしてたからじゃねぇの?」




「うっせ!俺は俺なりに頑張ってるんだ、」




「まっせいぜい頑張れ、変質者君」




「黙れ!不良!」






「オーイ、キジ!行くぞ~」




待てよ!心の準備が!って、いいのかよ!








俺達は三人並んで帰る事になった。



真ん中に華辺さんがいて俺は緊張しっぱなしだった。





「もうすぐ進路だな…、華辺はどうするんだ?」



せめて、さんくらいつけろよ!

馴れ馴れしすぎだろ!



「あっ、えっと私は…幼なじみが飛び級で高校に行ってるんだ、それでね…私も

その高校に…」





「それはいかん!仲が良いからとか、幼なじみだからと言って何でもかんでも、同

じにしたら良いという事はない。」





其処まで言うこともない気がするけどな、知り合いがいるだけでも安心すると思

う。実際仲が良いから、同じ所いく人とか多いし、夢とかよりも高校生活エンジ

ョイしたいって子が結構いる






「…あのね、えと、その…」




「お前、それは言い過ぎじゃないか?人それぞれ色々あるだろうしさ。」





「むっだがな…」





「違うの…確かに、それも理由の一つだけど、その娘を尊敬しているの!」






「何か素晴らしい素質があるのだろうな…」




「うん!その娘はね、シナリオ書いているの!」



一生懸命目を輝かせて、言ってくる。もしや、昔好きだった人とかか!?ウォォ、

いたたまれねぇっ




「ほぅ、それは凄いな!」



クソ!なかなかどうして会話に入れないぜ!





「うん!凄い人なんだ!でね…もしそのシナリオが出来たら一緒にやらない?って

誘われてるの!」






「それをやりに、その高校に行きたいと言う訳か…良いことだ!」



「うっ…うん夢だったんだ…」







…夢か、俺も…もし出来たらそれに参加させてくれないかな…


そして華辺さんを色々サポートしたい。


妄想



「閥君!アナタしかいないの…あなたしかこの役を任せられないの!!」



「俺が…」



「閥君の演技力が、凄い私の心を揺さぶるの、胸の中が熱くて張り裂けそうなの



「マリン!分かった!俺がこの主役をやってやるよ、他でもないお前の為に!!」


「閥君…好きよ…」



妄想終




「オーイ、キジ!涎…」





ンォっやべぇ!!好きな娘の前で醜態を晒してしまった!!




「閥君って面白いね…」


ニッコリ








ウハは!

災い転じて福となすとはこの事!




あっ…


何かさっきより速く歩いているな…



避けられた!!?




いや気のせいだろ…ははは





「八田君は夢はないの?」





「正義の味方になる事だ!!」






っ!!素晴らしい!!



……



ってアフォか!!





「いや、子供じゃないからそれはないだろ!」





「クスクス、八田君て面白いんだね」






ェエエエエ

其処で高評価ですか!!




「所で、その華辺さんが行きたい高校ってどんな学校なの?」


聞いといて損はないだろう







「えとね…そこの学校は、演劇部が凄い有名なんだ。」



「へぇー」




「それでね…結構有名な人も見に来るみたい。それでスカウトされた人もいるみ

たい。」





…興味が湧いた。

好きな人が行く所だからという理由だけで調べてみようと思ったけど、本当に行

きたいと興味が持てて二重に感動した。





「ほぅ、キジその学校受けてみればいいじゃないか!!」




「たっ確かに興味が湧いたけど、俺の学力が…」




「ランクは普通よりちょっと上かな…閥君は演劇に興味があるの!?」




「あっうっうん」





「わぁ~知っている人が来てくれるなら嬉しいなぁ~」




お世辞で言ってくれているのだろうか


だが俺は滅茶苦茶嬉しいんだぜ





「キジが行くなら俺も行かないとな。」



おっオイオイ…華辺さんを理由にしないでそんな事言うなよ…


でどうせ





「まぁ、キジの行くところは大抵面白いからな!!俺も演劇部志望だ!」




「あっうっ八田君も来るんだ…ちょっと恥ずかしいかも…」







とまぁ、何はともあれ俺達三人は

その華辺さんが目指す高校


鴎第一特劇高校


という変わった名前の高校を目指す事になった。














ウガ!


体の痺れがまだ残っていた。




俺は珍しく勉強しているのだ!ガリガリと、




「おやっ珍しいね…勉強しているよ!」




そんな事やっている内に邪魔者が来た。

正直邪魔だ。



うざったくて、居られるだけでもストレスが溜まる。酔っ払ったら脱ぎ出す

吐き出す。寝出す

の3ダース悪徳商売物だ。





「吹っ切ったのでした!?」




ハッ!


俺が辛いからとあえて心中を探らないで、的を得た発言をしようとしたな。お前

の情報網でも解るまい。





「んあ。恋は諦めない物なり~。あぁ。君を見つめているだけで、アァ。僕は、

アァ」




「アァの所だけ強調するな!!えろい」







「発情期すぎる~」


上半身部分。体の淫らな部分が俺の頭の上によしかかってきた




「ウブ」




ハッ!




ふっふざけんな!今勉強している最中何だぞ! 1悪ダースを使う気か!!



「此処で吐いて見ろ!後でお前の部屋を荒らすぞ!」




「だめ~!!うっ」



オマっちょっと!!





それは一瞬の出来事だった…





俺の背中側のTシャツを。スーパーマーケットの袋かのように引っ張って、穴を作

り上げ、そこに○○を流し込んだ……



寒いから二枚厚手の奴と中に薄い奴着込んでたんだ。全部引っ張りやがって…


生暖かかくて臭くてヌルヌルしたわ!


肌に結構着いた…




んでシャワーを浴びる事になったんだが…


ガラガラ~


「メンゴメンゴ~おっちゃんが体流し込んであげるよ」




だからさ…青白い顔でこっちくんなよ…白目向くな!!





「はあはあ…いいかららしてるれ」




最悪だ…恐怖で顔が引きつっているに違いない。




「うっぼぼ」







その後の現状は、散々だった。風呂掃除しなくてはいけなくなったわ。部屋清掃

しないといけなくなったわ。



酒はこぼすわ。暴れるわで…





モンスターかこいつは!!






「やっと寝たね~マルちゃん。」




「あぁ…毎日こんなだったら身が持たない…」




「マルちゃんね~心配してたよ。アキちゃんの事~」





「本当かよ、母さんの前で何時も強がっていんのにな…」




「マルちゃんね。アキちゃんが帰って来るの遅いって言って飛び出して行ったの

よ」



……




「自分が追い詰めたからって、だから自暴自棄になっちゃったんじゃないかって

言ってたのよ、母さんマルちゃんに任せっきりにしちゃったね。ごめんなさい」



「母さんが謝る事じゃないよ」




「でも本当にびっくりしたわ~。マルちゃん顔真っ青だったもの!」



アイツがそんなに心配してくれてたのか…




「今日だって、アキちゃん張り切ってたから、マルちゃんもきっと嬉しかったの

ね。」







今日ばっかりは部屋を荒らすの止めようかな。





「母さんももう寝なよ。俺が後洗濯とか明日の分の飯とか見とくから」




「本当にごめんなさいね~アキちゃん。ありがとうね~」




「あぁ…」









…ふぅ。行けるかな。目標が、全部どん底だった気がしたけど。周りの連中はち

ゃんと見てくれている。

俺が飛べないといって。駄々をこねていただけなのかもしれない。




あんたの手を離れて飛んで行けた先は、

どんな世界だろうな。








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