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11.封筒――静かな終わり

午後、静かな廊下。アレックスは封筒を一通、手にしていた。厚くもなく、軽い。上司の机に置く。


「……これで最後か」


「ええ」


上司はしばらく封筒を見つめてから言った。


「君たちは、最後まで“正しい辞め方”をした」


握手はなかった。だが、それで十分だった。

二人は組織を壊さない。

組織を恨まない。

ただ、思想を最後まで通す場所を、自分たちで作る。


その瞬間、FBIの外へ出たのではなく、FBIの思想を“別の形で完成させる道”に踏み込んだのだと、二人は理解した。


挿絵(By みてみん)

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