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穢れた世界の救い方  作者: girin
1章.神々の使者編
1/15

1.神々の計画

世界は滅びかけていた。


三千年前、この世界を覆うようにして現れたあまりにも巨大な右手。


そしてその手は巨大な爪を世界に突き立て、世界に存在している中枢のエネルギーを搾取していた。


その影響で大地の殆どは枯れ果て、汚染され、とても生物が住めるような環境ではなくなっていた。


この世界に住む全生物はこの状況を危険視し、互いに戦争を繰り返していた人間や魔族、獣人、精霊は互いに手を取り合い、生き残ったたった一つの都市で生活していた。


世界を蹂躙し尽くし、滅ぼす五本の爪……神々をはじめとした生き残っている生物はその爪のことをこう呼んだ。


───界滅爪、と。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


何もない、真っ白な空間。


その場所に一つの円卓と八つの椅子が置かれており、それぞれの椅子には神聖な魔力を纏っている存在が腰掛けていた。


その身から溢れる圧倒的な神力……そう、彼らは神々だ。


「……界滅爪が出現してから三千年が経過した今、いよいよ世界の滅亡が寸前に迫ってきていますわ」


最初に発言したのは金髪の女性だった。


「わたくしの権能をもってしても、界滅爪を滅ぼすことは叶いません。このッ!わたくしをッ!もってしてもッ!……ですがそれはわたくしだけではなく、貴方がたも同じではなくって?」

「……」


金髪の女性の激昂した言葉に、他の神々は口を開かない。


他の七神も解っているのだ。己の力ではあの忌々しい爪をどうにかすることなどできないのだと。


「……リオエスタ殿。気持ちは解るが、ここは議論する為の場だ。感情を入れて激昂する場ではない」


彼女を制止したのは中年男性の外見をした神だ。


リオエスタと呼ばれた女性は男の言葉に大人しくなる。


皆、感情では同じなのだ。


どうにかして界滅爪を消し去らなくてはならない。その為なら自分達が傷を負っても構わない。


この場にいる神々は、ずっとそう考えていた。


「……まー破壊神であるリオに滅ぼせないものなんて殆どねーしな……少なくとも、この世界で創造された物に関しては」


続くのは若い黒髪の男。


どこか軽薄そうな印象を受けるが、その瞳はこの場を見ておらず、どこか遠い、深淵を見つめるような目をしていた。


「……まあそうですわね。あの爪はアスティリア様の想像なされた物ではありませんもの。つまり、この世界ではない別の場所で造られた物のはずですわ」


金髪の女性……破壊神リオエスタ。


彼女はこの世界の破壊を司る神であり、この世界で想像された物質や概念は彼女の前では無に帰す、という秩序と権能を持った存在だ。


「でも、それは貴方も同じでしょう?ヴェレイド様」

「ハッ!間違いねーな」


黒髪の青年……終焉神ヴェレイド。


彼はこの世界に存在する物の『終わり』という概念を司る神であり、その世界そのものの存在以外なら全てを終焉に導くことのできる存在だ。


だが、そんな彼でも界滅爪を『終わらせる』ことは不可能だった。


「すまぬ……この世界に刻まれた痕跡を辿ろうとも、今以上に危機に瀕したことがない故、私はこの場では無力だ」


初めて口を開き、謝罪をしたのは大柄な老人の姿をした神だ。


「貴殿の権能ではそうなるのも仕方ないだろう。追憶神アルゼルス」

「だがそれでも、私は力になれない。この場で最も無力な存在が私なのだから。それは卿も理解していよう。整合神ガルヴェイム」


老人の姿をした神に、最初に破壊神を制止した神がフォローを入れる。


追憶神アルゼルス。


過去や記憶を司る神であり、世界中のありとあらゆる歴史を閲覧できる存在だ。


その権能で世界の歴史を振り返ってみたが、今以上に滅びかけていたという史実がない為、どうすることもできなかった。


整合神ガルヴェイム。


世界を安定させ、秩序を成り立たせる権能を有している神だ。八神の中で唯一明確な秩序を有しておらず、逆にどんな秩序でも受け入れることのできる万能な存在である。


正常な世界にする為に権能を使うのだが、その権能をもってしても界滅爪を消し去ることは不可能だった。


「このまま対抗策が見つからなければ、世界が滅ぶことは確実です。ハーティアは宣言します」

「へぇー……未来神であるあんたがそう言うってことはマジなんだろうな」


高身長で不思議な色彩の髪をした女性の発言に、終焉神ヴェレイドは言葉を返す。


未来神ハーティア。


ありとあらゆる未来を視認できる秩序を持ち、未来をある程度なら変えることのできる権能を有している神だ。


だが現状では彼女の未来を変える権能ですら世界が滅ぶ運命は変えられなかった。


「……私の権能でもどうすることもできない。私はそういう神じゃないから……」

「レイシェル様は仕方ありませんわ。あの爪相手に再生の秩序は分が悪すぎます」


年端もいかない少女の姿をした神……再生神レイシェル。


全ての存在を再生させる権能を持つ彼女だが、世界を蹂躙する爪相手には対抗策が何もなかった。


「世界を反転させようとも結果は変わりませんしねぇ……そういう意味では僕も無力です。ですからアルゼルスとレイシェルはそう気負わなくても良いですよ」

「……ん。でも無力なのは変わりない」

「まあそうなんですけどねぇ……」


もう一人、自分には力がないと言ったのは緑色の長髪をした糸目の男だ。


「オルスト殿は反転を司る神だからな。忌々しいあの爪とはそもそもの土俵が違うのだろう」


反転神オルスト。


この世に存在する物質の逆……すなわち反転を司る神だ。彼の権能は他の神とはかなり異なっており、爪相手でも土俵が違うため、そもそも勝負にならない。


「……要するに私を含め、卿らは界滅爪をどうにかすることは不可能、ということだな?」


追憶神アルゼルスが確認を取り、その言葉に皆が首肯する。


だが、この場でまだ発言も反応もしていない神が一人いた。


「あんたはどう考えてるんだ?創造神サマよ」

「……」


銀髪の少女の神に終焉神ヴェレイドが問いかける。


創造神アスティリア。


創造を司り、この世界を創造した存在だ。


八神の中でも事実上の最高神である彼女は界滅爪の食い込んだ世界を見下ろしていた。


「……あの爪が何なのか、私にもよく解っていません。創造神としての権能の一つである物質の構造を完全に把握できる能力ですら、あれがどんな物質でできているのか見当もつかない……」

「それはまた歯痒いですねぇ……」


創造神アスティリアは顔を上げ、神々に向き直る。


その瞳は悲しみが浮かんでいたが、どこか強さを感じられた。


「ですが……新たな対抗策なら、一つ浮かびました」

「ッ!?」


それは誰が息を飲んだ音だったか。もしかすると全員かもしれない。


「……ハーティア。世界が滅ぶまで、最短であとどの程度ですか?」

「現状のあらゆる未来の可能性の中で、最短で滅ぶのは……あと13年とハーティアは宣言します」

「もうそこまでリミットが迫っているのですか……それでアスティリア様、対抗策とはなんですの?」


創造神アスティリアは僅かに瞠目し、その言葉を放つ。


「私達の権能の一部を集結させ、新たな生命を造り出す、という方法です」

「それは……」

「ふむ……83年と5ヶ月前に人間が放棄した人工生命体……すなわちホムンクルスと同じことをする、という認識で良いか?」

「結果的には近くなりますね。違うのは生み出された存在が私達の権能の全て……つまり、八神の権能を有しているということ」


この三千年間で誰一人思いつかなかった方法だ。


理由は単純。そのようなこと、実質不可能だからである。


「確かに俺達自身は自分の権能しか所持できない。だからこそ別の生命体に権能を預けるってのは解るが……そんなことできっこねーよ。あんたも解ってるだろ?」

「ん、それは不可能。神の権能の一部を与えるだけでもその命は壊れかねない……それなのに八神全ての権能を与えるのは無謀。生命を司る権能を持ってる私が言うんだから間違いない」


異論を示すのは終焉神ヴェレイドと再生神レイシェル。


だが他の神もそんなことはできる訳がないと考えていた。


「そのような理は滅ぼさなくてはなりません。貴女ならできるでしょう?リオエスタ」

「……可能か不可能かなら可能かもしれませんわ。でもそれをしてしまうと生命として必要な理ですら滅んでしまうかもしれません。そうなるとその生命だけではなく、地上に存在する人間や魔族達までも滅ぶかもしれませんわ」


理を滅ぼすということは世界からその概念そのものを消してしまうということ。つまり、一つのミスで世界に存在する全ての生物が死滅してしまうかもしれないのだ。


そして、生物が絶滅すれば神々にも多大な影響をもたらす。


「……そうかもしれません。ですが、今更気にしている場合ではないんです。こんなことを言うのは神として失格かもしれませんが……私の権能なら、滅んでしまった理もある程度は修復できます。それに、新たに生命を創造することも可能です」

「それはつまり、最悪滅んでも後でどうにでもなるということか?……確かに、創造神としては失格であるな」

「だがまー理解はできるし、筋は通ってるな。でも俺は反対だぜ。俺は終焉神だが、生物の終焉は願っちゃいねーんだ」


整合神ガルヴェイムと終焉神ヴェレイドはこの案に対して明確に反対する。


だが、そこまでずっと黙って聞いていた追憶神アルゼルスが一つ案を出した。


「……その問題ならどうにかなるかもしれぬ」

「それは本当ですか?ハーティアは疑問を呈します」

「全ての権能を集めても壊れない器に心当たりが?はてさて、そんな存在居ましたかねぇ……?」


未来神ハーティアと反転神オルストは疑いをかけるが、次に発された言葉に目を見開いた。


「2万年前に、我々神に届きうる力を持った人間が現れたことを覚えているか?」


その存在を思い出した創造神アスティリアは呆然とする。


「……あぁ、確かに居ましたわねぇ……ですがあの者は神に届きうるだけであってわたくし達と比べると劣った存在だったはずですわ」

「ん……確か、名前は……」


再生神レイシェルに続いて名を言ったのは、呆然としていた創造神アスティリア。


「……聖者ノア」

「そんなのもいたな……でもリオの言う通りだと思うぜ?誰か一人の権能なら大丈夫だろうが、八神全てとなると無理じゃねーか?」


そんな終焉神ヴェレイドの言葉を否定したのは他でもない創造神アスティリアだった。


「いえ……いえ、違います。彼は……あの人間は……神の権能や因子を受け入れる器が有り得ないほど大きすぎたんです」

「その通りである。故に、彼の者がこの計画に相応しいであろう」

「……なるほどな。理解はした。だが人間っつーことはもうすでに死んで魂を輪廻させてるんじゃねーか?そこんとこどうよ、レイ?」


魂は死した後、浄化されて輪廻する……それがこの世界の理だ。だからこそ、もうその魂を見つけることは砂漠から一粒の砂金を見つけるようなもの。例え神であろうとも、それは途轍もなく難しいだろう。


「違う……ノアの魂は不自然にこの世界に出現した。輪廻して生まれた人間ではなく、突如として現れた……だからこそ、輪廻には戻っていないはず……」

「おいおいマジかよ……じゃああれか?界滅爪と同じでノアとかいう人間の魂も別世界のものだってか?」

「自然に考えるならそうなりますわね……」


だとすれば可能性はある。ノアという魂は未だにこの世界で輪廻せずに留まっているのだから。


「しかし、何故我々は今の今まで彼の者を忘れていたのだ?これ程の存在、一度聞くと忘れはしないだろう」

「それこそ、聖者ノア本人が自身の魂に魔法を掛けていた可能性があるとハーティアは考察します」

「……なるほど。神々にすら効力を及ぼす魔法技術、並びに魔力……確かに、そのノアという人間の魂ならその程度の芸当は可能でしょうねぇ……」

「ですが、ノアが存在していたのは2万年前ですわ。輪廻していないのなら、魂が消滅してしまっている可能性もあるのではなくって?」

「……否、神に近しい魂を持った存在だ。肉体がない状態でも生きながらえることは可能であろう」


それぞれが疑問を出してはそれに回答していく。その時間はしばらく続き、やがて一つの疑問に行き着いた。


「……待て、そもそもとしてノアって奴は別世界の魂から生み出された人間なんだよな?」

「そうですね……レイシェルが言うのですから間違いないでしょう」

「だとすれば、だ……界滅爪と同類っつーことにならねーか?あの爪もこの世界のものじゃない。ノアもそうだ。そこに何か因果関係があったなら、あいつを使うのは危険だったりするんじゃねーの?」

「それは……ないとは言いきれませんわね」


期間は空いているとはいえ、別世界の存在が二つあるのだ。何か関係があるのではないかという疑問は当然のものだろう。


「……ハティ。ノアを利用した場合の未来に限定して見ることはできねーか?」

「……なるほど。試してみましょう」


終焉神ヴェレイドの頼みを聞き入れた未来神ハーティアが数秒間沈黙し、やがて声を発する。


「……解りません」

「なに……?」

「聖者ノアの未来が……何一つ見えません」


困惑する一同。ここに居る神々は見えないということの意味が解らなかったのだ。


そもそもとして、未来神の権能で見た未来で世界が滅んでいた場合は滅びという未来が写る。


にも関わらず、見えないということは……


「……ハーティア。それは世界が滅んでしまっている、という状況ではないのですね?」

「肯定します。ハーティアの未来視の神眼では何一つ見えない漆黒でした」

「……それが意味することは……二通りか」


一つ、ノアにそもそも未来がないこと。


これはノアを利用するという計画が確実に失敗するということを意味している。


要するに、前提としての条件が成り立っていないのでその未来が存在していないのだ。


二つ、生前、もしくは魂の状態でノアが自身に魔法を掛けているということ。


未来神ですら見通せない程の魔法を行使し、未来を見せないようにしている。


「……ん、これは面倒なことになった」

「そうですわね……」

「ノアが用意周到なのか、俺達の計画が無意味なのか……それすらも解らねーようじゃどうしようもねーな」


つまり……これは賭けだ。


利用せずに座して滅びを待つか、利用して賭けに出るかの二択。


世界を想う神々にとっては、簡単すぎる二択だった。


「……賭けに出ましょう。今、私達が取れる最善手がノアを利用することです」

「そうですねぇ。それ以外に方法もありませんし、選択肢は二つに一つになるでしょう」

「やるとなった以上、この破壊神リオエスタは全力で協力いたしますわ!」

「ん。大した力にはなれないかもしれないけど、私も全力を出すつもり」

「彼の者を利用しようと提案したのは私だ。その責任は最後まで取らせてもらおう」

「この世界の未来の為、全力を尽くします。ハーティアは大きく宣言します」

「世界の安定に必要ならば是非もなし。我も惜しみなく協力させてもらおう」

「おうおう皆やる気だねー。んじゃま、俺もしっかりと共犯者にならせてもらうぜ?」


皆の意見が一つになったところで、創造神アスティリアが目を走らせる。


「……どう……?見つかりそう?」

「2万年前の魂だからな。そりゃそう簡単には見つからねーと思うが……」

「……消え去ってしまっているという可能性はないのでしょうか……ハーティアは心配しています」

「世界に刻まれた痕跡を辿った結果だが、ノアの魂が消え去ったという記録はない。ここにも魔法が掛けられていたならばまだ解らぬが……」


しばらく世界を凝視していた創造神アスティリアがようやく言葉を発した。


「いえ……見つけました」

「まだあったんだな。だがこれで希望が見えてきた」

「その魂をここに呼び、我らの権能を与えるとしようか」


創造神アスティリアが手を伸ばし、そこに小さな光を放つ球体がどこからか飛んでくる。


彼女はそれを両手で優しく包み込み、その魂に言葉をかけた。


「貴方を私達の事情で利用してしまうこと、心より謝罪します。ですが……この世界を救えるのは、最早貴方しかいません。ですからどうか……どうか世界を、よろしくお願いします」


呼び出されたノアの魂が創造神アスティリアの権能を譲り受け、純白に輝く。


「わたくしからもお願いいたしますわ。わたくしでさえも叶わなかった、あの爪を滅ぼすという偉業を成し遂げてくださいませ」


破壊神リオエスタの権能を与えられた魂が紅く輝き、純白と混ざり合った。


「……私からもお願い。この世界に住む生命を……守ってあげて……」


再生神レイシェルの権能は蒼く、魂に色彩をもたらす。


「お前に頼むことになって申し訳ねーけど……俺達は絶対にこの世界を『終わらせる』訳にはいかねーんだ。だから、頼む。どうかこの世界を……救ってくれ」


終焉神ヴェレイドの黒き権能が魂に影を作り出す。


「ハーティアは未来の全てを聖者ノアに託します。貴方が世界の未来を紡いでください。ハーティアは……ハーティアは、それを心から願っています」


未来神ハーティアの権能はノアの魂に未来を映し出した。


「この世界には実に3億年の歴史がある。だが……世界の寿命は、私の記憶はまだ埋まっていない。過去を見ろとは言わぬ。ただ、卿はその未来を歩むとよい」


追憶神アルゼルスの権能が魂に世界の記憶を与えた。


「世界の整合をとるという責務、貴殿に託す……頼んだぞ。どうかあの忌々しい爪を消し去ってくれ」


整合神ガルヴェイムの権能が、神々の権能を受け入れ、不安定になっていたノアの魂を安定させる。


「僕はこういうのは向いていないんですけどねぇ……まあ一つだけ言うなら、自由に生きてください。傲慢な僕達が君に与えられる、唯一のことなのですから」


反転神オルストの権能に影響され、神々の権能で彩られていたノアの魂の色彩が反転した。


「世界の命運を握っているのは貴方です。命令はしません。使命も与えません。ですが───」


創造神アスティリアが輝く魂を胸に抱き、優しく微笑みかけた。


「───ですが、貴方にほんの少しでも良心が残っているのなら、私達の願いを聞き入れてくれると嬉しいです」


そうして彼女はその魂から手を離し、世界に送り込む。


その瞬間、ノアの魂が一瞬覚醒した。


そして、ノアが聞いた言葉は───


「「「「「「「「───いってらっしゃい」」」」」」」」


神々の、見送りの言葉だった。


どうもgirinといいます。

小説を書くのはこれが初めてなので、結構緊張してます…

もし読んでくださった方がいれば誤字脱字報告や不自然な点など、気楽に報告してくださいますと幸いです

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