表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

雨の日に送るって言っただけだった

作者: さとう あか

 

 それはある雨の日のことだ。

 大学生で自動車免許を取ったばかりの姉が言った。


「送っていこうか」


 お、いいのか。

 送ってくれるのなら送ってもらおう。


「あーでもなー、雨だから道路混んでいるかなー」

「国道は混んでいるかなー」

「雨の中走るなら後で洗車行かないとなー」


 なんだ。

 送りたくないならいいよ。


「そんなこと言ってないじゃん」


 そう思っているなら今の自分の顔を鏡で見てみろ。

 ラッキーっていう顔してるぞ。


 自分が免許を取ったら雨の日でも出かけようと誓って傘をさして歩いていった。

閲覧ありがとうございます。

面白かったら評価、ブックマークお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ