第8話
お待たせしました。
オーブはそれから午前は魔法、午後は剣術の訓練と精を出していた。
魔法のスキルはカンストし、剣でレイドにも完封できるようになっていた。
「ステータス」
ーーーーーーーーーーオーブ・フォン・レイドーーーーーーーーー
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職業ーーー聖魔神、魔王、勇者、準亜神 LV--1 ランクーーEX
HP---1000
MP---10000
AT---10000
DF---1000
AG---10000
LUーーー10
魔法
初級属性魔法LV9
スキル
聖魔の申し子、神に至りし者、世界神の加護、剣術LV9
称号
転生者、世界神の加護を持つ者、運命の縁、準亜神、聖魔神
「2週間でここまで上がったんすね、、、次は中級魔法を学びたいけど学校かぁ。」
貴族初等学校に通うまであと3年、6歳になると入学になる。
オーブは中級魔法をアイシャにねだったがまずは貴族の作法、礼儀等を学校に行くために覚えてからと言われてしまい、中級魔法はお預けを食らっている状況だ。
「貴族の作法とか前世の記憶、癖が残っているから変な感じになっちゃうんだよな、、、。」
前世の記憶が在る為にこれには悪い方向にいってしまい苦戦していたのである。
「そういや最近また前世の夢を見たなぁ、、、結構色々な情報が入ってきたけど一番ビックリなのが彼女がいたことだわ、、、。名前はまだ思い出せてないけど。。」
「オーブちゃん一人でぶつぶつ言ってどうしたの?」
「いえ、、母様。作法は難しいなぁと思っていただけです。」
「そう。オーブちゃんならすぐ覚えられるわ。」
「ありがとうございます母様。」
昼食の後自室に籠り作法の勉強をしていた。
「なんとかある程度形になってきたと思うんっすけどねぇ~、、、」
なまじ前世の記憶が在る為に18歳の基準で作法等のレベルを考えてしまっている。
3歳のレベルで考えればもう充分及第点まで達していた。
「失礼します。オーブ様頑張られてますね。作法の進展はいかがですか?」
「アニーさん、お茶ですか?ありがとうございます。だいぶ形になってきたと思うんですけどね。」
「もう充分及第点だと思いますが。」
「本当ですか?そう言ってもらえると安心ですね。」
「ええ。それと旦那様が後程執務室に来るようにとの事です。」
「分かりました。お茶をいただいたら向かいます。」