第5話
5話目です。
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「まずはオーブちゃんの適正を調べましょうね。」
「適正ですか母様?」
「そう、適正よ。適正が無いと魔法を使えないのよ。」
火属性の魔法を使うには火属性の適正が必要となる。
他の属性も然り。
「じゃあまずはこの魔鉱石を使って調べるの、お母さんは3つ属性がつかえるんだけど、適正のある魔鉱石を持つとこんな風に光るんだけど、適正がないものは光らないのよ。」
アイシャが手に持った火、風、闇が明かるく光をはなった。
この世界で3属性を持つものはあまりおらず、かなり優秀な部類に入る。
「じゃ、オーブちゃんもやって見せてね。」
「分かりました母様、よし。」
(魔法か~楽しみっすね!!)
オーブが手にした7つ全てが光を放った。
「すごいわ!!オーブちゃん。全属性に適正があるなんてお母さん大興奮よ!!」
「それにお母さんとお揃いで闇魔法が得意なんてほんといい子なんだから~。」
オーブを抱きしめ撫でまくる。
アイシャが少し落ち着くまでオーブはされるがままになっていた。
「か、母様そろそろ次にいきましょう?、、、」
「そうね、お母さんつい嬉しくてまい上がっちゃたわ。。次はこの魔導書を使いましょう。」
表紙が少し剥げた魔導書をアイシャが取り出した。
この世界は魔導書を使って魔法を習得するのが基本的だが人に教わる事も可能だ。
「魔導書を読めば頭に自然と詠唱文が浮かんでくるでしょう?」
「はい。頭の中に浮かんできました。」
「まだ使っちゃダメよ?。全部読んでお外にいって使ってみましょうね。」
「はい、母様。」
(凄い!!読むだけで頭の中に詠唱が浮かんでくる、、、)
オーブが全て読み終わったため、二人は庭に出てきた。
「それじゃあ詠唱をして魔法を使ってみましょうね。」
「はい、、。」
(詠唱これ恥ずいんっすけど、、、仕方ない、、)
「大いなる息吹、生命の源たる清廉な清き水よ、この手に宿れ、第1魔法ウォーター。」
「おお。母様できました!!」
「オーブちゃんったら燥いじゃって、、、可愛いわねもう!!」
オーブは6属性全ての初級魔法を覚えた。
メンタルは詠唱するたびにダメージを受けたようだが、魔法が発動するたびに回復したみたいだった。
「オーブちゃんこうやって、、ファイヤ!」
「い、今???」
「詠唱破棄ってスキルなんだけど、覚えられたら詠唱しなくても魔法を発動できるのよ。」
(な、な、なんだって、、、これは絶対に習得しなければ、、、)
「最後に無属性魔法は魔導書がなくて強い願いが魔法に導くって言われているの。」
「強い願いですか、、分かりました。頑張ってみます。」
「じゃあ今日は最後にステータスプレートの登録をして終わりましょうか。」
「ステータスプレート?」
「自分の身分書や預金カード、ステータスの表示をしてくれるカードね。」
このステータスカードでオーブは絶望を味わう事になるのだった、、、、。