第4話
4話目です。
選定の儀をおえたオーブは神と会っていた。
「すまんのう、どうやら転生する時に力を使いすぎたみたいでの、、神の力が少しお主に宿ってしまったみたいじゃ。」
「神様の力ですか、、、魔王に神って俺どこに向かってんすか、、、」
「じゃが、魔王では無く聖魔神だったのじゃ良かったではないか。」
「その聖魔神ってなんなんっすかね?誰も知らないみたいでしたし、、」
「あー、、そうじゃのう、、、勇者であり、魔王であるのじゃ。」
「え。。??」
「聖と魔を扱うものを聖魔といい、クラスがあがれば聖魔士、そして君は神の力を持っているから聖魔神となったのじゃ。」
「魔王化は大丈夫なんですか、、?」
「心が負の感情に支配されない限り大丈夫じゃ。すなわちお主次第じゃのう。」
「分かりました。気おつけます。」
「でわの、がんばるのじゃぞ。」
オーブが夢から覚めると神との会話を思い出していた。
(心が負に支配されないようにしないと、、、)
(最近前世の事を少し思い出せるようになってきたな、、、日本って国の神奈川県ってとこに住んでいて高校生だったんだな、、)
オーブは前世の記憶を少しづつ思い出してきていた、オーブが力をつけるたびに思い出しているようであった。
「オーブ選定の儀良くやったな。何か欲しい物でもあるか?」
「では魔法を覚えたいです。」
オーブはまっすぐレイドを見てそう言った。
「分かった。では明日から魔法と剣術の勉強をしていこうか。だがそれ以外に何か欲しい物はないか?」
マークは苦笑いしながらオーブに聞いた。
「子供らしく何かないかい?」
(うーん、正直特に何もないんっすよね~)
「今は思いつかないので、欲しい物ができた時でもいいでしょうか?」
「分かった。遠慮せずにいいなさい。」
次に日ダイニングで食事をとっていると
「オーブ今日の午前はアイシャが魔法を午後は私が剣術を教えよう。」
「分かりました。ありがとうございます。」
「オーブちゃん、食事が終わったら部屋を訪ねてらっしゃい。」
「分かりました、母様。」
オーブは食事が終わるとアイシャの部屋に向かった。
「失礼します、母様。」
「いらっしゃいオーブちゃん。選定の儀凄かったんだってね。お母さん嬉しいわ。」
「ありがとうございます、僕もびっくりしました。」
部屋に入るとアイシャの横に座りアイシャに笑顔を向ける。
アイシャはすぐさまオーブを膝の上に抱きかかえ撫でまくり、抱きしめる。
(母さん毎回スキンシップが激しいんだよね(笑))
アイシャはオーブを溺愛しているのだ。
「オーブちゃんは本当に可愛いわね~お母さんたまんないわ!」
「か、母様そろそろ魔法について教えてください。」
「そうねそろそろ授業を始めましょうか。」