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ボケはほどほどに。

ぜーんかいのーあらすじっ!!!


まさかの綾瀬さんに姉がいた!


そして最後は誰かからの電話!!


いーじょーうっ!!!


「こ、これでいいですか、あ、綾瀬あやせ


「いいわ、いいわ!さいっこうよ大島おおしまくん!あっははははは!!最近私の出番なくて、イライラしてたけど全部吹っ飛んだ!大島くんこんなこと出来たなんてね!あーはっははは!」


「わ、笑いすぎ・・・・それにあんたがやらなきゃって無理やり」


「よ、よかったよ・・・・大島くん。わたしどんな大島くんでも好きだよ」


軽く微笑むあおいちゃん可愛いー!まじっ天使!


「あっ、ありがとう碧ちゃん・・・・それと好きだよって言われたら勘違いしちゃうよ」


「最後なんて言ったの?」


と、顔を近づける碧ちゃん!やばいやばい!近くで見たらもっと可愛い!・・・・まぁどこから見ても可愛いけど。


「はいはい、そこイチャイチャしなーい!あと大島くん、あんたどんだけ碧ちゃん好きなのよ」


「え、俺の心が見えるの?えっ?」


「そんなことどうでもいいから、じゃあ、『人生楽しんだもん勝ち部に入部したら疲れるけど楽しい毎日です。』はっじまーるよー!」


「ねぇ、聞いてますか?綾瀬。どこまで読んだ?ねぇ?」


「今思ったけど題名の入部したらってあるけど、彼まだ入部するか決めてないんだけど!どういうことよ!」


「ねぇ?聞いてる綾瀬?ねぇ?」


ねぇ!?



「ダーリン会いたいよ~、ダーリン」

──────────────────────────


「ぶっえくしゅ!」


「大丈夫か?風邪か?」


「いんや、気にするな」


「そっか、で、誰からの電話だったんだよ」


「・・・・ああ」


と、達久は携帯の画面を見せてくる。


『リーダー(姉)』


「えっ?」


説明しよう!リーダー(姉)とは綾瀬あやせ 古町こまちの姉、綾瀬 雪子ゆきねのことだーい!!以上!


「なんだ今の?」


「あ?なにいってんだよ・・・・それよりリーダー(姉)からの電話かぁー、へ、へぇー久々に俺電かけてきたか、要件はなんだろう、なぁー」


と、何を言っているんだこいつはと、いう顔で見る我輩・・・・ごめん、俺にこのキャラあわないわ。


「いや、多分先生あたりが連絡したんだろ、で、捕獲したから綾瀬(姉)さんが連絡をしてきたってことだろ?」


「説明どうも」


「どいたま」


「えっ?なんて?」


「どういたしましての略だから」


「さいですか」


「まぁとりあえず電話出ろよ」


「そ、そうだな」


携帯を耳に当てもしもしと、達久。


『あっ!やっとでたよ~、も~おっそい!!夏目くん』


達久から綾瀬(姉)さんの話し方を聞いていたが、どうやら達久の冗談じゃなかったらしい。


結構フレンドリーみたいだな、綾瀬さんとはちがって・・・・。


「で、どうしたんっすか?家事の手伝いでもしてくれって言うんすか?」


『あはは~、そんなこと言わないよ、な~にいってんの今度あったら目潰しね~!あっ、明日私が部活出るんだったね、楽しみだね~!』


「い、嫌ですよ!!で、なんの用なんなんですか!?」


青ざめる達久。


『ああ、そうだったそうだった!も~夏目くんが変なこと言うから~!!めっだぞ!』


「あーはいはい、めっですね、はいはい、じゃあ切りますねー、では」


『あー!ごめんごめんっ!切らないで大事な話があるから!!』


と、通話を切ろうとする達久の指はギリギリで止まりもう一度耳元へと持っていく。


「早くしてくださいよ!」


『冷たいね~ちみは、で、大事な話だけども今君達が探している宮舞ちゃんのペットだけど・・・・私が捕まえておいたからぜーいん部室に!しゅうごー!!!』


「・・・・やっぱりですか、やっぱりその電話でしたか、はぁわかりました」


どうやら俺達の知らないうちに宮舞先生の依頼は終わっていたらしい。


あれ、おれら何もしてなくね?




理学準備室(部室)前にて──────。


「いいかー、優哉ゆうや


「ん?」


急に真剣な顔になる達久。


「教室のなかには今リーダー(姉)がいる」


「さっきの話聞いてたらそうなるな」


「絶対にボケるなよ、あの人ときどきボケた奴より面白いのやろうとしてとんでもないボケをかまして、そのボケを実行してくるから」


「あ、ああ目潰しだろ・・・・えっ?」


「目潰しはあれは多分ボケで終わってくれると信じてるけど、あれはまだ、ましなほうだ」


えっ?なに?もっとヤバイのあるの?


「俺なぁ一回あの人に体を固定されて、素足にされたあと一時間休憩1分こちょこちょの刑ってのをされてなぁ」


足裏こちょこちょを一時間!しかも休憩あり・・・・だと!


「助けて、何でもするんでーって言ってもやめてくれなくてさぁ、あのときは死を覚悟したなぁー、で、30分くらいしてリーダー達が来てたすけてくれたんだけどさぁ、あの人めっちゃ楽しんでたくせに最後何て言ってやめたと思う?『ちょうどいいや、そろそろ飽きてきてたんだよ』だよ!?ひどくない?」


それはひどいな笑


「俺あのとき分かったんだよ、遊ばれるだけ遊ばれて捨てられる人の気持ち!あれほんときついね、俺絶対浮気しない!」


「お、おうそうか頑張れよ」


「ああ、まぁとりあえず入るから気を付けろよ!俺のにのまいにならないようにさぁ」


「お、おう!!」


と、返事をした丁度そのとき扉が開く。


「何バカしているんだ?お前ら早く入れ」


「「はい」」


俺は部室の中に入り、部室ないを見渡す。


ちょっと不機嫌そうな綾瀬さん、なにか悩んでいる大島おおしまくん、椅子に座って頭をコクコクさせ舟を漕ぐ佐倉さくらさん、「ダーリン会いたかったぞー」と、達久に飛びつきそのまま押し倒しキスをせがむ陰谷かげたにさん、『よっこいせ』と窓際のソファーにたおれこむ宮舞先生。


あれ?


「あ、綾瀬さん」


「なによ」


「宮舞先生のペットと、お姉さんは?」


「先生のペットは先生が自分の車の中に置いてきたらしいわ、で、雪姉はもう帰ったわ」


「帰ったの?」


「そういってるじゃない帰ったわよ!ふん!」


「ええー?」


何でこんなに不機嫌なの?


帰ったの俺たち何のために気を張ったのだろうか?

お姉さんは次、次出しますんで!

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