一人っ子に見えるやつほど一人っ子じゃなかったりする。
先週はだせなくてすみません。
どうも、鈴峰 優哉でふ。・・・・す。
俺と夏目達久は今巨大な化け物に追いかけられてなんとか逃げきることができました。
なぜ俺ら学生がそんなめにあっているのかといいますと、ある依頼が原因です。
依頼主の名は宮舞・・・・。
「おい、達久」
「んだよ?」
「宮舞先生の名前ってなんだっけ?」
「んー?そういやあ、俺も聞いたことねぇーなー」
「えっ?そうなのか?」
「あれ?やっぱりどこ・・・・いててっ!!」
「どうしたんだ!?」
いきなり頭を両手でおさえ、苦しみだす達久。
「あ、ああ大丈夫だ、いきなりの頭痛だからしんぱいすんなよな?」
「ああ・・・・わかった」
まぁ先生の名前は後から直接聞くことにしてだ、 宮舞先生逃げ出したペット捕獲という依頼を受けた『人生楽しんだもん勝ち部』(と無理やり参加させられた俺)は先生特製拳銃『バCUNE君』を握りしめ、俺と達久が探していた三階に先生のペットがいた。
そんでいろいろあって今達久のおかげで怒らせた巨大な化け物(宮舞先生のペット)から逃げきり、身を隠しているさいちゅうでふ・・・・す。
すいません、また間違えました。
「おい優哉!さっきからなにボーッとしてんだ?」
「ごめんごめん、あらすじ語ってた」
「あっそー・・・・えっ?あらすじ?だれに?」
「ああ、気にしないで」
「・・・・お、おう」
「で、あいつはどこ行った?」
「んーなの知らねーよ」
「まぁ、あいつがどっか行ったうちに作戦会議だ」
「そうだな、さっきあいつに追いかけられてるときに全部思い出したし」
「ほんとか?」
「ああ、本当だとも!」
まぁとりあえずだ。俺達のいるのは教室だ、黒板を使ってやるか。
「じゃあ、作戦会議を始めるが、達久々前はどうやって捕まえたんだ?」
「前か~前はな、確か・・・・ああ、前はあの人がいたからなんだよ確か」
「?あの人って誰だ?」
「ん、ああ、言ってなかったけどうちの部活にもう一人部員がいんだよ」
「え、そうなのか?で、なんとなくで聞くんだけども、誰なんだよその人は?」
「聞きたいか~?」
達久は顔をニヤニヤとさせて、もったいぶる。
こいつ、いそがないとってきと忘れてるな。
「あ、ああ聞きたいなー」
顔をひきつりながらそう言う俺。
「そいつはな・・・・三年生の名前は綾瀬 雪子」
綾瀬 雪子・・・・綾瀬、あやせ、!・・・・まさかなハハッ。
「その顔は気づいたな、そうだ、綾瀬 雪子は綾瀬 古町の姉」
「えっ!あいつ姉いたの?」
「ああ、驚きだろ?俺も初めて聞かされたときには、優哉みたいにビックリしたもんだ。あいつおもっきし一人っ子に見えるからな」
と、軽く笑いながら話す達久。
「ま、まあ綾瀬さんに姉がいたのは驚いたが、今はそんな事いっている暇はない。それで前に捕獲経験のある綾瀬(姉)さんはどうやって捕まえたんだよ」
「いや、それが俺もリーダー達もわかんねーんだよ」
はぁ?わかんないって、
「えっどういうことだよ?」
「いや、あのときは俺リーダーと組んでたんだが、先生からの依頼を受けて、結構苦戦しながらだいたい1時間くらいしたら、リーダー(姉)から『捕まえたよぉーん、今部室に向かってるからしゅーごー!』と言われて行ってみたら、そこには怪我一つのしていないリーダー(姉)と宮舞先生、穴という穴から血を出した宮舞先生の小さくなったペットが横たわってたんだ」
「そ、そうか。誰も見ていないのか、ていうか、あんなのを無傷で捕獲とかどうやったんだよ」
「ああ、そういえばさぁ、部室につくまえにリーダー(姉)と、宮舞先生の会話が聞こえてリーダーと一緒に隠れてきいてたんだけどさぁ」
「いや、今はそんなのどうでもいいから」
「いや、聞けってこの話をにいたときにリーダーの顔が一瞬歪んだんだよ、リーダーにそんな顔をさせるんだいちをでも聞いとけって」
綾瀬さんがねぇ・・・・ふーん。
「わかった、聞いてやっから言ってみろ。」
「ああ、ちょっとしか俺には聞こえなかったんただがまずはリーダー(姉)が『いやー、いいねーこれ、これがあれば世界征服出来ちゃうかもね、まぁ、さすがに・・・・』ここは小さくなって聞こえなかった。で、宮舞先生が『あまり無茶はするなよ、それはまだお前の体を受け入れている最中なんだから、完全に受け入れられていない状態で乱用すれば雪子お前は死ぬぞ』って会話だったんだがどう思う?」
受け入れる?乱用?死ぬ?どういう意味だ?
「・・・・まぁ、それは絶対に『バCUNE君』の話ではないのは言わなくても分かるか、どういう意味なんだ?全然わかんない。綾瀬さんはどんな風に歪ませてたんだ?顔を」
「ん?んーたしかなぁ、こう辛そうに、悲しそうに、なんかいろいろ負の気持ちを全部出したかのような感じだったな」
俺は綾瀬さんがどんな人なのかを俺は分からないが、なんとなくだが、彼女がそんな顔を浮かべたってことは・・・・。
「まぁ、まぁその綾瀬(姉)さんだが、今どこにいるんだ?」
「ん?多分もう帰ったんじゃないか」
「はぁ?」
「いや、リーダーの家は共働きで、姉妹で2日交代で家事をやってるんだよ」
へーそうなんだ。
「てか綾瀬(姉)さんには申し訳ないんだが呼んだりとか・・・・」
俺が話している途中にプルルルルッ!と、誰かの携帯がなる。
「あっやべ!携帯消すの忘れて・・・・た、まじか」
携帯のサウンドをガンガンにならしがら画面を見て驚く達久。
「ば、バカッ!早く消せ」
顔をあげる達久がこちらに画面を向けて俺に見せる。
「えっ!?」
まだまだいくぜー!




