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熊本・大分(九州中部)地震 記録簿  作者: あまやま 想
4月15日(金) 束の間の休息
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4月15日(金) その3

 一方で、避難方法をめぐり政府と熊本県が不毛な対立をしていた。


松本副内閣相が

「今日中に青空避難所を解消してくれ」

と、蒲島知事に要求したうようである。


 別に14日の夜は避難所が足りなくて、避難者が外にいた訳ではないのだ。14日は21時26分の最初の地震から深夜過ぎまで地震が続いており、室内にいてはかえって危険な状況だった。


 事実、震度7を記録した益城町では避難所自体が倒壊の危険があって、建物内へ入れない状況…。


「避難所が足りなくて、みなさんがあそこに出たわけではない。余震が恐くて部屋の中にいられないから出たんだ。現場の気持ちが分かっていない」


 蒲島知事が現場の気持ちを見事に代弁してくれた。ところが16日は雨の予報が出ているので、地震さえ収まれば、避難された方は問題なく避難所の屋内に入るだろうと思われていた…。

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