表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君のままに美しく  作者: そら
85/124

第84話   戸惑い

ヨウちゃん視点。


パソコンの部屋のクーラーが壊れました。

逃げます。

俺達は、いや俺は何をしていた。


目の前で、他の男に甘える透子に、自分がこれほど衝撃を受けるとは思わなかった。


俺達さえいれば、そう思っていた。


何も入り込む隙間などありはしないと思っていた。


ところがどうだ!


ああ、目の前が暗くなる、昔、遠い昔、兄弟姉妹で潰しあいをしたあの頃の自分が目を覚ましてきたのがわかる。


なあ、透子、お前のそれは、何なんだ。


その男に対するお前の感情は・・・・・。


他の連中を見た。


俺と同じように、暗く昏い男達を見た。


ああ、どうしてやろうか!


その男は既にすべてを捨ててここにきている。


当たり前だ。


俺達を敵にして、はい、それでは、と返すわけがない事を知っている。


そもそもの元凶のソウは、その敏感さで、とうに雲隠れしている。


電波が届かない地域での活動を理由に。


聞いてあきれる、最新の衛星機器を持ち歩いていたはずだ。


俺は再び透子をみつめた。


透子がその男のひざに甘える様子に、きりきりとまるで心臓に杭を、それも先のとがってない杭を打たれたかのように痛む。


ああ、限界だ。


俺がゆらりと立ち上がった時、誰かの声がした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
http://ncode.syosetu.com/n4660q/
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ