第2章 第31話 最後の文化祭
もうじき高校生活最後の文化祭がある。
こんなに気楽な文化祭は初めてで、今から委員長たちとどこをどう回ろうかとお茶を飲みながら話している。
二年生の黒ユリ代表がそのままカメリアの代表になり、もはやこれがこれからのパワーゲームの流れになりそう。
文化祭なんて1年生から、ほらなぜか代表だったし文化祭開催中もどこの見世物かってくらいの扱いだったから。
・・・時間決められて校内歩かされて、今思っても委員長鬼だよね。
今の代表はあのおどおど子ちゃん、私もびっくりだよ。
結構パワーゲーム推奨してるとこあるから初代のうちら。
彼女あの根性悪そうな補佐のあの男がついてるし、いい意味弱さ見せなくなったからね。
あの人と目を合わせられなかつた子がパワーゲームを勝ち抜いたんだもの、人は変わるんだよね。
もちろん、純然たる戦いじゃなきゃ誰も認めないし王道から外れた事をするもんなら全て失うから、これからもこの路線で続いていくといいと願ってる。
えーと私が一年の時は純然たる、に引っかかってるよね、ね。
委員長がふんわり私を見て笑ってる、はい、ごめんなさい、ろくな事考えていませんでした、はいもうしません。
なんか委員長するどいんだよ、私の事になると、これって愛されてるよね。
はい、ごめんなさい、調子のってました。
委員長にぺしっと敬礼して私は黒ユリ館を逃げ出した。
何はともあれ委員長と遊んでいる余裕本当はないんだよね。
我が保護者ズもまた、私の最後の文化祭にやってこようと虎視眈々としていて、それを阻止するべく最近私ってば「けなげ」路線頑張って大サービスしてる最中なの。
ロンのアホアホが学校に一度来てるからね、本当にいい迷惑なやつだよ、彼は。
なにげにレイちゃんなんてまだ正式には発表されてない各クラスの予定持ってるもん。
私頑張るよ、負けない。




