かような暗愚では【200字】
掲載日:2023/01/13
王は嘆いた。
「かような暗愚では……」
王子の勉学を担う臣下が言った。
「あの様な蒙昧では国を治める事など適いませぬ。なればいっそ……」
王子の剣術を担う臣下も言った。
「あの様な非力では兵を率いる事など到底無理かと。かくなる上は……」
王は険しい表情で頷くと二人に合図を送った。
「善きに計らえ」
王の間を後にした二人は目を合わすとニタリと笑う。
「ふっ。かような暗愚では……仕方あるまい」
「なら主君の仰せのままに」
この作品は、下記作品のオマージュです。
『暗愚と言えど【200字】』
腰抜け16丁拳銃/クロモリ440 著
https://ncode.syosetu.com/n3890ia/
200字小説に挑戦したくて、アイデアをお借りしました。原作者様に感謝いたします。
原作に比べると、拙作は縮こまった内容になってしまい、壮大な物語を表現して見せた原作に改めて敬意を持ちました。
200字楽しいネ♪




