第一話 大人の絵本と鉄骨28号
初投稿です。
「やはり至高なるは、快○天か...」
まだまだ蒸し暑い夏の昼下がり、涼みがてら立ち寄ったコンビニで
坂下琉成は、大人の絵本考察に没頭していた。
「ほうほう、お兄様はこのような絵本がお好きなのですか」
「うむ、まずはこの表紙をみたまえ! ん?」
「昼間から妹相手にコンビニでエロ本講釈ですか ぶちころがしますよ」
「奇遇ですね痛いです未羽さん、どうしてここにいたいです痛い痛いいたああい!」
コンビニでちょっと涼んでいただけなのに、ちょ~っと成人コーナーをのぞいていたら
通りがかっった妹に見つかってしまい、わき腹の肉を思い切り抓られた挙げ句、なぜかアイスを奢らされた俺ですこんにちは。
自宅近所は知り合いの遭遇に気をつけましょう!
「で、お前はなにしてたの?」
「図書館に寄って帰ってきてたとこですよ 兄さんは?」
「俺か?おれは... ん?」
なんとなくぞわっとして、なんとなく上を見上げてみると、巨大な鉄骨が降ってきていた。
...ええええ!?なんなのばかなのしぬの!?この場合死ぬのは俺ね(笑) でもなんか落ち方ゆっくりだなー
...んなこたどうでもいい!動け!動け!動けよ俺の足!なんで固まってんだくそっ!
あまりに突然の出来事に脳がフル回転で動くも足が動かない俺に、携帯を弄りながら
後ろで歩いてた未羽が背中にぶつかってきた アイスもばっちり背中にべっとりだ。
「!? もう!突然止まらないで下さい!」
「未羽!」
その衝撃で金縛りが解けた俺は、とっさに妹を突き飛ばしていた。
「ちょっ!いきなりなんですか!刺しま、、、、え、、、?」
その直後、鉄骨が俺に激突した。これは死んだは...
「え?え? ...兄さん!お兄ちゃん!おにいちゃあああんんんん!いやあああああぁっっぁ!!」
おお、おにいちゃんとかすごいひさしぶりにきいたぞ妹よ
でも、これで快楽○大好き変態兄貴から、身を呈して妹を救ったイケメンお兄様に
ランクアップしたかな... 下半身ぐちゃぐちゃゾンビお兄ちゃんは早く忘れるんだぞ!
トラウマにならなきゃいいがなあ...
なんて事を薄れていく意識の中、ぼんやり考えながら、
俺は蒸し暑い昼下がり、鉄骨さんのダイブにより、20年の人生を終えたのだった。
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