表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/40

本日も愚か者

 いや、もう、この歳までコレで来ちゃったんだからしょうがないんじゃないんだろうか? と思っちゃったりもするんだけど(汗笑)。

 まあそう言っちゃうと、このエッセー自体が終わっちゃうし。もうちょっと膨らませて書きますか……。

 

 最近また、原稿書く時に「筋肉少女帯」をエンドレスで流して聴いていたりなんかする。

 大槻の詞の世界もさることながら橘高のギターや演奏のほうも、パソコンから作られる音楽とはまた違う質感があってホントに好きなんだろうな……と、自分のことながらボーッと考えたりして。

 特に、何回聴いても壮絶な迫力を持って心を潰しに来るのは「再殺部隊」「リテイク」の二曲。

 いやあ、この世界観を理解したくて「ステーシー」買って読んじゃったよ(泣笑)。

 大槻ってそんなに歌うまくないよね(チラッ)? だけどその荒削りで力任せの歌い方が、また気持ちを揺さぶる。

「僕の歌を総て君にやるよ」「境目のない世界」とか、もうちょっとライトだけど「君よ! 俺で変われ!!」は、心がヘタっているときに聴く。

 ドロリと溶けて云々、なんて想ってても、なかなか「かたち」にできる言葉じゃないよね。

 誰かこんなふうに言ってくれる人いないかなあ。とか、思ったりね。たまにはそういうことがあってもいいよね。

 

 大槻自身のことはよく知らない。

 まあ音楽業界なんて、一般人の想定する遥か斜め上の汚さに満ちている。夜の東京某所では「あいつと俺は兄弟」「あいつはユルい」とか、そんなえげつない話題が「おはよう」「こんにちは」「さようなら」のレベルだということも知っている。

 

 ただ、ごくわずかな一言の響きや重みで、人の気持ちを支えたり温めたりできることが可能だと。それが再認識できる自分の愚かな感受性に、ささやかな感謝を思う。

 

 

 

 

 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ