『やまんばとプレスマンの長い芯』
掲載日:2025/12/28
ある山里に、じいさまとばあさまがあった。美しい娘が一人いて、この娘のための着物を買おうと、じいさまとばあさまは町へ出て、娘一人で留守番をしていた。そこへやまんばがやってきて、娘に戸を開けさせると、中に入ってきて、娘に米を炊かせた。そうして、娘に握り飯をつくらせると、頭のてっぺんにあるもう一つの口に、次々と放り込んで、全部食べてしまった。娘は、自分も食べられてしまうのではないかと思って、土間の隅で泣いていた。やまんばは、そこにそれはもう大量のくそを垂れ、娘に片づけておくように言うと、さっさと帰ってしまった。娘は、怖いやら臭いやらで、泣きながらやまんばのくそをちりとりにとって川まで運び、ちりとりを洗いながら流していくと、不思議なことに、やまんばのくそは、次々とプレスマンの芯に変わっていくのだった。とんでもなく長い芯が手に入ってしまったが、ちょうどいい感じの長さに折って、一生使い切れないほどの芯を手に入れたのだった。
教訓:やまんばが何をしたかったのかが、いま一つわからない。




