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【プロットタイプ】書くことを辞められ無かった

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

瑠衣って、多分二人より先に壁を知ってるし、絶望もしてる。そして今でもし続けてる。

でも離れられなかったんですよ。

昔は親の背中を見て、作家になりたい。なんてほざいたものだが、今の世界、俺ではまず不可能だろう。何もかもが不利であり、何もかもが足りない。

其れはネット小説に投稿し続ければ、誰もがぶち当たる壁だ。

ネット小説に関わらず、ブログやチャンネルを含めると、ネットの海に投げられた話達は星の数以上に存在する。その中で、此方が身を削って何か話を書いたところで、見向きもされない。

好きなものを書きたいと思って、自分の全てを捧げたところで、三流は誰も目を向けられないんだよ。其れで目を向けられるのは精々一流。俺はその盤にさえ立ってない。

仮に有名になったとして、どれだけ身を削って書いたか、相手側は分かるはずもない。深く読まれる筈もない。ただ『有名』という肩書きに靡いて頭を下げる輩が九割だろう。ブームが去ればただの芥。居ないも同然。

其れでも、『書く』という行為からは離れる事が出来なかった。ペンを持たない。という選択肢だけは存在しなかった。

だから『作家になる』という夢が立たれても、俺という一個人は決して終わってないし、死んでない。そしてこれからも死なせるつもりは毛頭ない。


「ねぇ、瑠衣たん。瑠衣たんが望むガチ勢ってどんな人」

ふと過去の話が書きたくなり、つらつらと皮肉と暴言を交えた話を書いていたら、鏡花が話し掛けて来た。興味を惹かれない話題であったら、即刻無視を決め込むところであったが、これは結構そそられた。

「夢敗れても、壁にぶち当たっても、絶望も失望もその身に刻んでも、足掻き続ける奴。絶対に手を離さない奴」

夢が敗れて、その世界からオサラバ決める時点で、俺からしたら甘ちゃんだ。壁にぶち当たって全てを諦める時点でぬるま湯だ。絶望も失望さえ飲み込んで、其れでも離れられない物こそ価値がある。

だから俺は鏡花を諭羅を気に入っている。鏡花の死に様を、諭羅の絶望を見てきたから。其れでも書く手を諦めない奴らだと知っているから。

「俺がそうであったように、お前達もそうであって欲しい」

これは願望じゃない。事実だ。でも縋り付かれた分、少しだけ格好付けたくなった。

「瑠衣たんが絶望した姿、想像出来ないんだけどー。でも結構人間臭さはあるんだね」

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


今回は作者向けの話でも。

ポイントにはブーストがあります。

三十ポイントが山場です。其れを超えると不思議とポイントが着きやすくなります。

だから『モチベ低〜い』となったら、そこを見切りにしても良いかも知れません。


作品の為に何でもする。って名言がありますし、好きですけど、三流が其れをしたところで一流には敵いません。

実体験ですが、見向きもされませんよ。


仮にそれをして、沢山の評価が付けられても、『周りが良いから良い作品』って思わない人、どれだけいるんだろう。

とは思ってます。


私も含めて人間って、情報の奴隷ですから。


これが瑠衣が最初に知った絶望。

身を切り続けても、名を上げられない。

評価が一定超えると伸び率が上がる。

本当は誰も、自分の小説読んでない。

外側の評価だけ気にして、誰も自分で判断してないんじゃないか。


其れでも、書くことは瑠衣の生き様だったし、筆を折ることは出来なかったんですよ。

これ、他人の評価にされない自我だと思って、瑠衣は非常に重きを置いてます。


だから必死になって、感情をぶつけられるのが好きなんです。

鏡花の演技とか、諭羅の八つ当たりとか、『此奴らガチじゃん。やるじゃん』って思ってるんですよ。


鏡花と結婚しましたけど、恋ありません、敬はあります。

鏡花が鏡花で、諭羅が諭羅で居続ける限り、瑠衣は傍に寄ることを許してくれると思います。

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