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耽美奇譚

満たされぬ演劇

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

耽美奇譚です。 恋愛なのか? 愛のない恋愛、R15です。

かなり際どい言葉が来ます。

撤去依頼来たら撤去して、より際どい話をムーンライト様にぶん投げます。


☆読者様の本音☆

懲りねぇなぁ!! 作者ぁ!!

どうしようもなく空腹で、どうしようもなく眠くて、そらから……それから。いいえ、これから先は黙っておこう。一度思想に出すのを許容すると、きっと口にも出てしまう。場も空気も弁えず、きっと欲望のままに話してしまう。だから、黙っておこう。

そう思いながら、私は黙って目的地まで揺れる電車に乗車していた。何もして居ない。仕事も、遊びも何一つ。けれどもだからこそ、満たされない渇望が身体中を這い回っていた。

逃げなくては。この渇望から。その思いに反比例して、脳内では一つの演劇が延々と流れている。

とある夫人が男と共にいる。場所は壁一面に屏風を貼り付けた寝室。一枚だけ敷かれた布団の周りには、鞠が転がっている。なんの意味もない装飾品の数々。ただ人を楽しませるだけの無意味なもの。それはこの二人の関係性を表して居るようだ。

男は妖艶だった。鮮やかな黒髪を肩口で切り揃え、半眼を晒す。白魚の指先を丸めて頬に押し付けている。そして魔性の顏をそのままに、にっこりと夫人に微笑み掛けるのだ。

「悪い人だ。夫を差し置いて、私の元に来るなんて」

どうやら不倫相手のようだ。夫人は仄暗い、光のない双眸で男を見詰めている。生気を抜かれた様に虚ろだった。色気で全てを灰にしたように。男はそれに気に掛けた様子もなく、夫人の薄い白衣の合わせ目に手をかける。乱暴に暴く様な真似はしなかった。柔肌を確かめる様に下り、女の、とりわけ柔い部分を弄りにかかる。

「……ぁっ」

衣の下で蠢く波。少ししか触れていないのに、堕落へと導くのは、この男の手腕の成せる技なのだろう。

演劇の最中だ。演者が此方に気が付く事などある筈もない。しかし一瞬、男の方が此方に目配せをした気がした。この女を食らったら、次はお前だと言うように。

突如、一瞬の寒気。そして掻き毟りたくなる程の背徳感。全身が疼いて仕方がない。

――此処までのご乗車、誠に有難う御座いました。

アナウンスと共に現実に帰る。私は燻る熱を体内に閉じ込めて、起立した。途端、胎内から月の物がどろりと零れ落ちる様な感触。粘着質なベッタリとしたものが伝う。

「……っ」

全く……嫌らしい。はしたない。あれだけでこうなるなんて。全てを忘れて電車から降車した時だった。腰周りに何かが巻き付いた。それは私の歩みを邪魔すると、ぐっと手前側に引き寄せる。それから耳元で声が聞こえた。

「初心で可愛いお嬢さん。初心で可愛い癖に随分と……」

せせら笑うあの声は、演劇の最中で聞いた、あの声だった。

以下、何でも許せる方向け。

小説と同じくらい際どい話が並びます。


出てくる男は胡蝶だと思います。

初心で恥ずかしがり屋だけど、欲の強い子が好きそう。

あ、胡蝶ってこの小説の作者です。そういう設定です。はい。

倫理観度外視なナンセンスを愛する奴なので。(私も好き)


最初の、睡眠、食欲の後に続く言葉は15歳(中学卒業の方々)なら分かると思います。なのであえて書きません。

本当はもっと激しかったです。オブラートに包みまくった結果、別物になりました。

本能的なもので、女性よりも男性の方が当てられ易い。

というのを聞いた事があります。

何となく男性の気持ちが分かりそうな主人公ちゃんです。

(何処まで話して良いのか分からない……。ただ読者様が離れる音がする……。ササー……と)


追伸

女性の読者様がどれくらいいらっしゃるか常に真剣に考える毎日です( '-' )

ほぼ残ってはいらっしゃらないのでは無かろうか( '-' )

何かもう、貪る嗜好辺りから下降しているのでは無かろうか( '-' )

男性の読者様も似たような事になっているのでは無かろうか( '-' )

あ、何もしなくて大丈夫です!! 脳内で握手しましょうね!!



また話しまーす!!

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