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歌・音楽関連のエッセイ集。

私のエッセイ~第十三弾:素晴らしき「カントリー・ミュージック」の世界 (※)追加情報あります。R4.6.18 に情報更新。

 こんばんは!ご機嫌いかがですか・・・?


 このところ、立て続けにエッセイをアップしておりますが・・・今宵は、私の大大大好きな、「カントリー・ミュージック」のお話です。


 「カントリー・ミュージック」と言いますのは、簡単に説明しますと、昔の古き良き時代のアメリカの「西部劇せいぶげき」とか「カウボーイ」なんかが似合う、ノスタルジックな音楽群・・・こんな感じですかね。


 1920年代の、アメリカ南部が発祥はっしょうといわれております。


 あとで似たようなエッセイをアップしようと計画しておりますが・・・それと並んで「アメリカが『青春』だった頃のアメリカがある!」という・・・そんな印象の音楽ジャンルです。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 この「カントリー・ミュージック」ですが・・・「カントリー・ソング」とか、「カントリー&ウエスタン」なんて呼ばれ方をすることもあります。


 音楽のジャンルって、本当にいろいろありますよね!


 ロックにジャズ、R&Bにレゲエ・・・フレンチポップスにK-POP、ユーロビートにヒップ・ホップ・・・ああキリがねぇ(笑)。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 一口ひとくちに「カントリー・ミュージック」と言いましても、その曲調は実にさまざま。


 アップテンポの忙しい曲調から、スローバラードのゆったりしたテンポのものまで。


 私が好むのは、このうちの「スローバラード」の「優しい調べ」のものたち。


 聴いているとうっとりして、眠くなってしまうような・・・そんな素敵な曲なんです。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 長い「カントリー・ミュージック」の歴史の中でも、私が特に好むのが、1960年代~1970年代にかけて歌われた曲たちです。


 その後の1980年代以降の「カントリー・ミュージック」は・・・「ニュー・カントリー」というか、ちょっと毛色けいろが違ってきてますね。


 実はですね、海外には私なんかよりすごい先輩がいらっしゃいまして・・・「Armadillo Killer」さんとおっしゃいます。


 「アルマジロ・キラー」・・・すごいネーミングですよね!


 「アルマジロごろし」ですよ!・・・なんてシュールなの(汗)。


 この方ねぇ・・・すごい方なんですよ。2015年あたりから、ほぼ毎日のように、1970年代を中心とした「カントリー・ミュージック」をYouTubeにアップし続けておられます。


 アップされた動画数も、ゆうに1000を超えてますね。


 とにかくすごいですよ。よくこれだけ大量の「レコード」を買い集めたなぁって・・・。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 「カントリー・ミュージック」も、他のジャンルの曲同様、歌手ごとに「うまい」「ヘタ」がはっきり分かれますね。


 「Armadillo Killer」さんが上げた大量の曲の中には、あまり言いたくはありませんが・・・へたくそすぎて、とても聴くにえないレベルの「駄作ださく」も、正直多くあります。


 それでも、英語のコメントらんを見ておりますと、好意的なレスがどの曲にも書かれているんですねぇ・・・。好きな人には、たまらんのでしょうな。分かる人には、その良さがちゃんと分かるって言うか。


 この「Armadillo Killer」さんの動画ですが・・・非常に特徴のあるサムネイルですので、ひと目でわかります。ほぼすべてといっていいくらい、その曲の「レコード」の写真のサムネイルになってますから。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 そんな中で私が一番好きなミュージシャンが、「Mark Chesnuttマーク・チェスナット」さんです。


 すっごく歌がうまいんですよ。


 ・・・聴いてて、うっとりしちゃいますね。


 そんな曲の中でも私のお気に入りは、「Country Girlカントリー・ガール」と「Old Countryオールド・カントリー」です。前者は、1986年作、後者は1988年の作品です。


 よかったら、一度聴いてみてください。


 ・・・動画名は、「Mark Chesnutt - Country Girl」と「Mark Chesnutt - Old Country」です。いずれも「レコード」の写真のサムネイルになっていますので、すぐに見つかると思います。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 長くなっちゃいましたが・・・皆さんに、あとひとつ、いや、ふたつだけ紹介したい動画があります。


 「思い出のグリーングラス」って曲です。(あるいは、「想い出のグリーングラス」)



 たぶんお聴きになれば、「・・・あぁ、これね。」って感じで、おそらく一度は耳にされたことがあるかと思います。


 この曲はですねぇ・・・とっても悲しい曲なんですヨ。


 ~  ~  ~  ~  ~


 アメリカの自分の故郷こきょうに、何年ぶりかで帰ってきたひとりの男性。


 汽車を降り、なつかしの我が家に向かう彼を待っていたのは・・・あたたかく迎えてくれる両親・・・そして駆け寄ってくるいとしい恋人。


 草萌くさもゆる、うるわしの故郷ふるさと・・・誰もが笑顔で彼をむかえてくれる町。


 ペンキがげ落ちた、古びた我が家・・・子供の頃あそんだ、なつかしいかしの木の向こうに見えるのは・・・る恋人の姿。愛しい恋人の姿。


 ああ、なつかしい、草萌くさもゆる、うるわしの故郷ふるさとよ・・・。


 ・・・目覚めた男性が気がつくと、そこには四方しほうを取り囲む「灰色のかべ」。


 そう・・・すべては、夢。遠い遠い夢だったのです。


 あのなつかしい我が家も、両親も、そして愛しい我が恋人も。


 悲しそうな老神父ろうしんぷ看守かんしゅに腕を引かれていく、その先には・・・


 草萌くさもゆる、うるわしの故郷ふるさと・・・。


 あのなつかしい、古いかしかげで、眠らせておくれ・・・草香くさかおる、うるわしの故郷ふるさとよ・・・。


 ~  ~  ~  ~  ~


 上記の長い詩の内容なんですが・・・実は、処刑当日の朝を迎えた「死刑囚しけいしゅう」の歌だったんです。


 「思い出のグリーングラス」のもともとの歌詞って、こんな悲しくて切ない内容だったんですヨ。


 きっと・・・つらい独房生活の中で、処刑直前、刑場に向かうその最後の朝に、なつかしい故郷ふるさとの、彼を優しくあたたかく迎えてくれる故郷の夢を見ていたんでしょうね・・・。


 この「思い出のグリーングラス」という曲はですね・・・「ポーター・ワゴナー」さんが最初に歌ってヒットしました。


 とってもいい曲ですので、「Green Green Grass Of Home , Porter Wagoner , 1965 Vinyl」で、YouTube内検索してみてください。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 前述の長い詩なんですが・・・実は、ある日本人の方があげた動画の中の歌の歌詞を少し頂いております。


 その方は、この「思い出のグリーングラス」の歌詞を、自分流にアレンジしましてね。それをギターの「がたり」という形でYouTubeに上げたのが、以下の名前の動画です。


 「思い出のグリーングラス【死刑囚が見た最後の夢】日本語カバー!Green Green Grass Of Home Cover」


 ・・・とっても素敵な歌詞ですよね・・・私には、とてもこんな見事なアレンジはできそうにありません。


 私ね、この方の動画を観て、それこそ「大泣き」しましたもん。マジで感動しました。


 ・・・それくらい、歌の世界に入り込めちゃう、「泣かせる動画」でした。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ちなみにですね、この「思い出のグリーングラス」って名曲。世界中のシンガーがカバーして、長く歌い継がれてきました。


 日本でも、「尾崎紀世彦おざききよひこさん」・「山口百恵 (やまぐちももえ)さん」・「小柳ルミ子さん」・「天地真理 (あまちまり)さん」・・・そして、なんとあの「キャンディーズ」(!)までが、その美しい調べをカバーしています。


 その歌詞の内容なんですが・・・「死刑囚しけいしゅう」の悲しい歌ではなく、いわゆる「好き歌」になってますね。歌詞が、ほぼすべて変更されています。


 もちろん、いずれも、素晴らしいカバーでした。


 この中で私がお勧めしたいのが・・・やはり、「キャンディーズ」のカバーですね。


 Youtubeにて、「キャンディーズ グリーングラス」でサイト内検索すると、ずらっと動画が出てきます。その一番上の動画・・・とっても明るくて楽しいカバーになってますので。ぜひ一聴くださいまし。


『キャンディーズ〜「想い出のグリーン・グラス -GREEN, GREEN GRASS OF HOME-」』


 ・・・ここまで、マニアックで独り言的な長文・駄文にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。


 m(_ _)m


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 (※)追加情報です。


 YouTubeでの「Armadillo Killer」さんや、他UP主様の動画から、私が厳選しました、おすすめの「カントリー・ミュージック」の「隠れ名曲たち」を以下に列挙いたします。


 (ちょいと「解説」が必要でしたので、ウザイかもしれませんが・・・いくつかの曲名のあとに「情報」として追加してみました。それらの「裏話うらばなし」的なエピソードも、お楽しみくださいませ・・・)


 数が多いので、YouTubeにて、少しづつ御賞味ください。では・・・。


 「Bill Goodwin - Dead Among The Living」


 「Candee Green - Texas Tears」


 「Carmol Taylor & Stella Parton - Crying Steel Guitar」


 「Curtis Wayne & Bonita Hurst - Let's Get Together」


 「Debbie Dukes - Working Man」


 「Del Reeves - Nothing To Write Home About」


 「Don McKnight - Storms Never Last」


 「Donna Harris - Please Mr. D.J.」


 「Famous Oklahomans -Oklahoma country music singers You Ain't Met My Girl by Jeremy Castle (Jer)」 ← この「You Ain't Met My Girlユー・エイント・メット・マイ・ガール」という歌は、上の方でご紹介しました「Mark Chesnuttマーク・チェスナットさん」の2曲同様、「ニュー・カントリー」の部類に属しますね。この「Jeremy Castleジェレミー・キャッスルさん」の動画も、なかなか面白くて、彼自身もイケメンでカッコイイですよね。ときどき彼に寄り添うような美人の黒人女性の方が出てきますが・・・彼の奥様に間違いないでしょう。ちなみに、この題名の「You Ain't Met My Girl」ですが・・・「あんた、俺っちのカノジョにまだ会ってなかんべ?」ってところでしょうかね(笑)。


 「Gene Davis - I Need Help」


 「Gene Watson - Autumn In June」


 「Gene Watson - Before The Next Teardrop Falls」


 「Gene Watson - Do You Have Any Plans For Me」


 「Gene Watson - Florence Jean」


 「Gene Watson - I'll Run Right Back To You」


 「Johnny O'Keefe -Who'll Be The Next Fool」


 「Kenny Vernon - I Bought The Shoes (That Just Walked Out On Me)」


 「Kenny Vernon - What Kind Of Mood (Will She Be In Tonight)」


 「Orville Couch - Just Another Stranger」


 「Rachel Sweet - Bluer Than The Dress」


 「TCM 1 Arkey Blue- Daddy's Sick Again rare hard to find song」 ← これは、ホラー映画の金字塔「悪魔のいけにえ」(原題は、「The Texas Chain Saw Massacreザ・テキサス・チェーンソー・マサクル」)の劇中に流れる「カントリー・ミュージック」です。撮影時は、1974年でしたので、まさに「カントリー・ミュージック全盛」の真っ只中だったわけですね。これが、テキサスだのアラバマ、オクラホマといった「西部劇的」な町の「JUKEBOXジューク・ボックス」でリアルタイムで実際に流れていたと思うと、なんか感慨深いものがありますよね・・・。ちなみに、このアーティスト「Arkey Blueアーキー・ブルーさん」の動画も、「アルマジロ先生」のリストにちゃんと入っていますヨ。それらも、なかなかいい出来です。曲名の「Daddy's Sick Againダディーズ・シック・アゲイン」ですが・・・直訳しますと、「うちの父ちゃんがまた病気になった!」でしょうけど、意訳いやくしますと、たぶん、「俺のオヤジってば、また頭がイカレちまってるぜ!」ってところでしょうか(笑)。


 「Tommy Strange - Looking Through The Memories」


 「Webb Foley - George Jones, Jack Daniels & Me」 ← これは、大御所おおごしょの有名なカントリー・シンガーでいらっしゃいます、「George Jonesジョージ・ジョーンズさん」にあこがれたファンのひとりの「Webb Foleyウェブ・フォーリーさん」が同じ「カントリー・ミュージック」のシンガーとなり、敬愛する「George Jonesさん」をたたえ、彼にささげるという形の、珍しい歌です。「Jack Daniels」・・・この『ジャック・ダニエル』は、「テネシー・ウィスキー」のことですね。町のバーにて、片手でテネシーを一杯やりながら、店内のジューク・ボックスから流れてくる大好きな「George Jonesさん」の歌を聴く・・・そんなファンのうれしそうな様子が浮かんでくるようですね!歌詞の内容ですが・・・俺の良き友人の「Georgeジョージ」はジューク・ボックスの中から、そして、もうひとりの良き友人である「Jackジャック」は、テネシーのボトルの中から俺(=Webb Foleyウェブ・フォーリー)に語りかけ、二人の良き友は、二人とも俺を酔わせてくれるぜ・・・こんな内容なんですヨ。ちなみに、「アルマジロ先生」の動画にも、この「George Jonesさん」の歌があります。「George Jones - A Day In The Life Of A Fool」という歌でして、私も大好きなんですが・・・私がここでお勧めしなかった理由はですね・・・曲調が、なんとなく「カントリー・ミュージック」っぽくなかったからでした。どちらかというと、「ジャズ・バラード」って感じで・・・。大御所の代表的なヒット曲ではあるんですけどね・・・。

 

 ※※ ここからは、日々見つけた「アルマジロ先生」や、他UP主様の「よさげなもの」を少しずつ追加していきます。


 「Wanda Jackson - Two Separate Bar Stools」


 「Boots Till - If A Wedding Ring Could Talk」 - Tommy Honkytonkyさんの動画がおすすめ!

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― 新着の感想 ―
[一言] にゃ。なんでわたしだけ禁断の二度返しw カントリー沼にひきずりこまれそうになってる感あるわ。 あ、うれしかったです。ありがとうございます。 「Paige Anderson & The Fea…
[良い点] 私も『思い出のグリーングラス』、大好きです! 英語を含め語学はまったく駄目なのですが、曲全体の大体の意味は知っていたので、NHK みんなのうた版を聴くときも郷愁だけでなく何やら不穏な余韻…
[良い点] アメリカでは湾岸戦争をきっかけに不況が押し寄せ、愛国心と予算削減が合間ってカントリーに再度光が当たりました。 代表的なのはガース・ブルックスですが、私はブルックス&ダンが大好きでしたね。 …
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