LEG.1 SS.4 スペシャルステージ?
寝坊して登校の近道中にスカートに穴を空けてしまった真代
真代の頭の中はママに叱られる事で頭がいっぱい
登場人物
主人公:瀬川 真代
通称シロ マイペースで少し変
真代の親友:黒部 心愛華
通称クロ 真代の面倒をよくみる少女
夢にも出る片想いの男子:松田 智哉
真代はカッコイイと思ってるみたい
担任:佐藤先生
イケメンだけどオデコがお侍
数学:加納先生
可愛く高校生にしか見えないけど25歳。結構ノリがいい
3年生陸上部部長:新井 敏
まだよくわからない
そうさ!!
寝坊した私が悪い!!
晒されるのも華だぜ!!
私は開き直っては居るものの、智哉...くんに見られるのは恥ずかしい///
だっって!!私は...智哉...くんに『片想い』なだけなんだもん。
それより穴の空いたスカート...ママが恐い...
「どうしようかな...」
思わず声にだしたらしい。
『さて、どうしましょう。瀬川さん。』
私の目に数学の加納先生がニッコリして立っていた居る。
クロは私を見つめ、拳を突きだし親指を立てた。
「はぁ...ご覧の通り、朝の失態の事を考えていました。申し訳ございません。カノンちゃん...」
と私はまた失言してしまった。クロ含め数名はお腹を押さえて(クククク)と笑っている。
私は笑主を睨み頬を膨らませようとした瞬間、加納先生の殺意の波動を感じた。
恐る恐る顔を先生に向けると、とびっきりの笑顔
『それじゃ~ましろちゃん~カノンはぁ~ましろちゃんがステージのセンターに立つところが見たいのぉ♡
『も.ち.ろ.ん?いけるわよねん?♡』』
コ、コワイ.......
流石に教室は静寂と化した...
私は「ステージセンター(教台)」に立ち黒板の数式見た。
わからん
首を右90°に旋回させて加納先生を見る。
カノンちゃんはニッコリ
私は黒板に視線を戻すと、目を「キリッ!!」解答を書き入れた!!
教室に歓声(笑声)が上がった。
カノンちゃん、いや、加納先生は私を頭に手をのせ「なでなで」してくれた。
「はぁ...瀬川さん、席に戻って良いよ。」
加納先生は私に言うと
「皆さん!!この解答は模範解答です!!くれぐれも、こうならないように(笑)」
このタイミングに合わせて授業が終わる。
私は安堵のため息をつくと、ニマニマしながらクロ(黒部 心愛華)がやって来た。
「シロ~あの解答は傑作だったな(笑)流石に誰も予想しなかったったと思うよ(笑)クククク」
私は頬をプクーと膨らませる。仕方ないじゃん?わからなかったんだもん...
私は心で毒ついてクロと話をしていた。
「おーい!席につけ~!!」
担任の佐藤先生が入って来た。
佐藤先生は開口一番
「お、これがシロの模範解答か!!」
問題:sinA=1/3(0°≦A≦180°)のときcosAの値を求めてください。
瀬川真代の解答:コカインはA級覚醒剤です。売り買いは基より摂取は絶対に行わないで下さい!!まだ人間辞めたくないでしょ?(ごめんなさい)
佐藤先生は肩で笑って私に「こいこい」ゼスチャーをしている。
私は先生の側に行くと、佐藤先生は顔を近づけ小声で
(シロ、わからない時は無理して立派な解答しなくても良いんだぞ?素直にわからないと言いなさい。ま、ちゃんと解答できるように勉強しとけよ?(笑)
と言うと手を振り去って行った。
SS.5
スカートの件を考えてながら下校していたら
『おーい!真代!!本屋さん寄って行かない?』
クロが叫びながら駆け寄って来たら。
「うーん...今日は早めにママのサンダーに感電して放電した方が良いかな?と思ってたの...」
クロはいきなり私をハグして
『真代、私も真代ママに一緒にゴメンね言いに行ってあげようか?』とキュンとする言葉をくれた
「心愛華の気持ちは嬉しいよ?でも心愛華帰った後にママのサンダーブレイクが落雷しちゃうもの(笑)」
そういうとクロは私の頭をなでなでしてくれた。
くるっと振り返り、クロと対面しながら後退していると
『危ない!!』とクロが叫んだ
ドン!
「ごめんなさい!!」
[いやいや平気、大丈夫だよ。あれ?君は1-Bの有名人じゃない?ウチの部に入らない?]
ぶつかった人は3年生の新井先輩。陸上部の部長さん。
私はいきなり勧誘なんてされたもんで、あたふたしていたら
『この子、これから用事ありますんで、新井先輩失礼します。』
クロはすかさず私のサポートしてくれた。
[おーい!また明日な~!!]
明日なって、明日勧誘するんかい!?と心でツッコミを入れ私達は退散した。
その後、ママの落雷は無く「あらそう。怪我は無かったの?
お転婆もほどほどにしなさいよ?」と言われて終わった。
あぁ...疲れた...
早く寝って、智哉君の夢の続きを見させて~神様~
次回は2日目に入ります。
思いつき小説なのでつじつま合わないかもしれませんが宜しくm(._.)m