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血肉の塊に夜喧騒
喧騒がきこえる
怒声、罵声、奇声
様々な声が、言葉が
発する人間の感情の波に
呑まれていく
どうして生きてるの
特に理由なんかなくて
毎日同じ1日を繰り返して
その日々に意味なんかあるとは
思えない
守らなければならない
今まで信じ、信じられ、
生きてきた
人は言う
この広い世界の中で
あなたの悩みなんかちっぽけなものだ
と
でも、世界に世界なんてものはない
あるのは 、
だけ
嗚呼、
どうか報われない人々を
見捨てないで
最後まで見てしまって