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『丘の上より』
きみとぼく
太陽の音楽がふりそそぐ空を
一緒に飛び交おう
どこまでも自由に
どこまでも愛と夢のなかで
木の葉に眠る宝石や
流るる川の讃歌を聴きにいこう
山に咲いている沙参や雷鳥を探しに行こう
深海魚は海を何色に照らすのだろう
きみの虹彩には何が映るのだろうか!
夜は一緒に
星屑の甘美な蜜をほうばり
風のベッドで休もうよ
ときどき三日月の舞踏会で
踊り明かそう
そうして
雨が降るように思い出そう
遥か昔からきみとぼくが一緒に
暮らしていた
青い裸の地球を
手を繋いで歩きだそう
命の故郷へ
そして
共に創ろう
新しい沃野を
ひとつなる世界を
*
スグルは先ずは、というよりも
溢れ出てしまうから
こんな詩を書いては消していた。
書いては、消していて、書いては消した。
花咲く頃が
春だけではないことを
どこかで望みながら…




