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[237]~[238]

[237]


2020.09.20


『夕闇』


夕闇のなかで

1羽の鳥がさえずりました。


「なんでこんなにも酷く、美しいのだろう。」


このように、さえずりました。


それを聞いた

秋桜が言いました。


「なんでだろうね。それは、もしかしたら、この星が蒼白く、かがやいていたからだろうね。」


それから

スピカも言ったのです。


「そちらの調子はどうですか?私は、お陰様で、つつがなく暮らさて頂いております。」


そして

言葉は星や露のしずくのように明滅しました。


明日は

決して、来ないで欲しい。


時よ、止まれ。


未来は

この胸の中にあるのだから、と。


[238]


人は時には、孤独にならなければならない。

それによってでしか、次のステージが約束されないケースがある。


この時は、万物さえも、遠くに、追いやらなければならない。


ただただ、内なる光によって、闇夜を照らさなければならないのである。

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