[343]ルーン文字や魔術のスケッチ
『ルーン文字や魔術についてのスケッチ』
アンサズ→口、神
ラグズ→水、感性
エフワズ→馬、変化
オースィラ→故郷、土地
ゲボ→愛情、贈り物
ソウェル→太陽
ライゾー→車輪、旅
カノ→松明、知恵
エイワズ→死と再生
マンナズ→人間
イサ→氷
ナウシズ→欠乏
イングズ→豊かさ、生命力
アルギズ→友情、仲間
ザガズ→一日
イェラ→夏、収穫、一年
ペルス→秘密、謎
・ルーン文字におけるアンサズ(口、神)のデザインはラグズ(水、感性)のデザインと線が1つ欠けているか欠けていないかの違いだけであり、深く結びついているように感じる。
・ゲボ(愛情、贈り物)のデザインはXであり、何故か現代のSNSにおけるXにも関連性があるように思った。
・イングズ(豊かさ、生命力)のデザインは線を伸ばせば、オースィラ(故郷と土地)のデザインになることから、ルーン文字を扱っていた民族(ドイツ周辺、ゲルマン)の民族性を感じる。
・ザガズ(一日)のデザインは∞に類似しており、線を下方向に伸ばすとマンナズ(人間)に繋がることも興味深い。
・イサ(氷)のデザイン(I)とナウシズ(欠乏)のデザインは、イサのデザインの上方に斜めの線を付け足せば、欠乏なることから、氷は聖なるものとして、扱われていたのではないだろうか。
・ソウェル(太陽)のデザインは電気や稲妻のようなデザインであり、根源的なパワーを捉える力やヒントがルーン文字にはあるように感じた。
・ライゾー(車輪、旅)のデザインはアルファベットのアール(R)に似ており、旅や癒し、風の使いであるラファエル天使を連想できた。
・アルギズ(友情、仲間)のデザインは、十字架の横のラインがやや上方に弘を描いていることから、愛の本質の1つには、やはりフィリア(友愛)があるように思った。
・ルーン魔術における呪歌は、天候操作や医療、この世とあの世を繋ぐ魔術としても扱われていたが、自身としては、預言のルーツのインスピレーションがあった。
※参考資料 図解 西洋魔術大全