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「ボクノ詩ハ ~自然への憧れ~」


ボクノ詩ハ

この風のようになりたい

追いかけて握ってもそこには

何もないけれど

いつでも

あなたと一緒


ボクノ詩ハ

この炎のようになりたい

温かく

命を育み

暗闇を照らすけれど

近づきすぎるとヤケドする


ボクノ詩ハ

この水のようになりたい

鏡のように一点の(かげ)りもなく

選らばずにどこまでも

下へ下へ降りていき

渇きを潤す


ボクノ詩ハ

この土のようになりたい

踏まれても枯れても

やがて

美しい花を咲かせる


ボクノ詩ノ命ガ

あまたの天然自然となって

あなたの元へ

()んでゆけ

翔んでゆけ

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