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『詩と花』
私は
ただ一輪一輪の花が次第に咲いていくように
詩の1つ1つを書こうとした
その時
ふと、私は想った
詩が花に誘われたのか
それとも
詩が花を咲かせたのか…
たとえば
これが神の創造行為であるときに
いかようであるのか…
そうして、私は直感した
同時に、詩と花の命が吹き込まれることを…
(神は、常に、大きく相互的な一元世界のなかで、多次元さえも創造して、育み、四大元素などもそうであるが多種多様な輪舞をする)
つまり
私が何らかの神の真実に近づく
新たな詩をこの世界に書けるとき
新たな花が誕生するのかも知れないと…
また
常に、真実の新たな詩と花は
その時、その時の最高傑作でなければ
その誠意と力がなければ
誕生しないであろうと




