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ZOMBI THE WORLD  作者: 進撃の自衛隊
1/2

第一話 暴動事件

初めて書きますが温かい目で読んで下さい。

......それはいつもと変わらない朝だった。

だがその日を境に世界は崩壊していった。

2015年 9月15日 この日が人類が平和を保てた最後の日になった。





俺の名前は小鳥遊 拓也。20歳だ。 陸上自衛隊に入隊してもう一年も立つ。仕事はまあまあ普通にこなしている。


『おーい!小鳥遊ー、朝飯食いに行こうぜ!』

『おお高橋か、いいぜ食いに行くか』


こいつは高橋 海渡。自衛隊の同期だ。こいつとは教育隊も、部隊も一緒だった。馬鹿だが仲間思いのいいやつだ。


食堂に行き、朝飯を受けとりいつもの席に座る。

何故この席かって?テレビが見やすいからだ。


味噌汁をすすりながらテレビを見る。

ちょうど昨日起きた四国での暴動事件のニュースを流していた。


『現在、四国全域に厳戒態勢が敷かれ、本州に繋がる橋全てが封鎖され、警察が治安維持に当たっています。そして死者はすでに120名を超えたとの情報が上がっています。』


隣でご飯を食べる高橋に声をかけた。


『おい...これ結構ヤバくないか?』

『ああ、もしかしたら出動するかもしれないな』

『出動の準備だけは一応しとくか』

『そうだな備えあれば棚からぼた餅ってやつだな!』

『いや...それ違う』


なにを言ってるんだこいつは...と思いながら朝飯を胃に流し込んだ。


同日 17:50


俺は自分の部屋で迷彩リュックにカロリーメイトや水、ライトと電池を入れていた。


『あれ?小鳥遊なにやってんの?』

『山本士長、出動あるかもしれないんで一応準備してるんですよ』

『えらいなー小鳥遊は。まあ準備しとくのには越したことはないよな』

『ですね』

『おっ今、ちょうど四国の暴動のニュースやってるぞ』


『えー、現在も暴動は収まりを見せません。むしろさらに被害が大きくなっています。さらに政府は自衛隊の出動命令を出し、警察と連携し、今回の暴動を抑えると発表しています。』


『まじかー小鳥遊。出動命令来ちゃったよ』

『来ちゃいましたねー』


その時だった。隊舎に放送が流れた。


『全隊員に連絡する。2中隊員はすぐに集まるように繰り返す。2中隊員はすぐに集まるように』


『今回の出動は俺らですね』

『まじかよ!休み返上じゃねーか!』

『とりあえず行きましょう』



すぐに隊員は集まり、中隊長が説明を始める。


『現在、四国全域で暴動事件が発生しているという事は諸君も知っているだろう。だがこれは暴動ではなくウィルス感染による感染者によって起こされたものである。なお感染者は狂暴性が高くなるが、身体能力、知能が著しく低下する。またウィルスに感染していない者を襲う。そして感染は粘膜、血液などが体内に入ると感染する。感染したら2時間以内に発症し、感染者の仲間入りをしてしまう。なおワクチンはなく、治療方法ない。諸君気を引きしめて任務に当たってくれ。以上解散!』



中隊長の解散命令により、隊員たちは出動の準備にあたる。



出発時間は今から2時間後、2100出発だ。

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