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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第二章『光陰』
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矢のごとく(40)

2980年 6月2日


何気なくブリッジして胸の筋肉を伸ばしていたら、アカ子からスカートを覗いている疑惑をかけられる。


誤解だ、自意識過剰だと反論すると審問会が開かれた。


被告がアカ子で、容疑者が俺で、裁判官はお舟というわけだ。

だが内容は公平ではなかった。俺のつるし上げだった。


俺は弁論するが、箸の持ち方が変などと些細なことまで文句を言い始めたので、スカートをめくり上げてやった。

ぎゃーすか騒いでいたが知ったことか。


見てないのに文句を言われるくらいなら、見て文句を言われた方がマシだ。

セクシャル魔人とでも何でも呼ぶが良いさ。俺は云われなき汚名を被るくらいなら汚名に飛び込む男だ。


ちなみに白の無地だった。

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