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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第二章『光陰』
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矢のごとく(35)


2970年 5月28日


勉強に打ち込んでいたら、アカ子から「言語って変化するんじゃないですか?」と素朴な疑問をいただく。


そりゃそうだと納得してしまった。


一度疑問に思うと三百年後だか六千年後だかも、言語の変化によってどえらいことになるのでは? 勉強のやる気がしぼんでしまった。


荒技ではあるが他者に対してナノマシンを使用して言語を脳内からスキャニングする事も出来る事を考えると……なんだか、やる意味がない。


脳内へのデータの書き込みは重複すると身体異常を引き起こす可能性もあるらしいからやりたくはないが……やらざるを得ない事もあるだろう。


六千年後はその辺が技術的にクリヤされてるかもしれないし。


仕方が無いので、船内でランニングを行う。


だがすぐ飽きる。


……なんだか、不毛に思えて結局ダラダラしていた。ああ、駄目人間になる。幸せ。



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