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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十九章『接続』
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昔の始まりの(8)

3020年3月24日


目が覚めたら、また白い部屋だった。


昨日はなかった、梱包されたパンが山に成っていた。


どっから入って来たんだ? というかやっぱり出られるのか?


部屋を組まなく見て回ったが、隙間らしい所も無い。


どうなってんだ。ここはどこだ。


する事も無く、読めるのは歴史の本だけ。


こうして見ると、戦争の歴史ばっかりだと思う。昔は戦争しかしてなかったのか。


しかし、何で本なんだ? データベースにすれば良いのに。


よくわからん。どうせ歴史の本なら漫画にしてくれれば良いのに。


感情が無い文章は読んでても詰まらん。


奴隷の歴史なんて、静かに書かれたら怖いっての。


脱出する為に壁を探るが、全くなにもない。


パンを食っても味もなにもない。まるで餌だ。もしゃもしゃ食ってると唾液で分解されて少し甘く感じなくもない。実に味気ない。


なんだってんだ?


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