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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第二章『光陰』
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矢のごとく(28)


2960年 5月21日


通算七度目のコールドスリープから目覚める。


全三十回のコールドスリープが必要であることを考えると、まだまだだ。


距離にして七十光年にちょっと届かないくらい。人類の開拓が行われているのは二十光年少々なので、移動距離としては破格に遠い。


そもそも太陽系の範囲は高々0.0006光年しかないのだ。……宇宙の広さにめまいがする。


楽しみにしていたゲームはただのジャンケンゲームだった。

カオスなんたらを回避する為に、全部で三千個のプロセスを経由するらしい……意味が分からない。


それだけのプロセスをくぐり抜けてやる事がジャンケンって……そんなお前。


数字って怖い。


しかも楽しくない。売れそうにない。がっかりだ。


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