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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十八章『帰路』
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母なる星を求めて(8)

3020年2月30日


プランを練る。とはいえ、実質作戦らしいものは無い。敵の戦力が不明だからだ。


ブラックホール弾を打ち込み、その後突撃する。おおよそ、それが作戦のすべてだ。


いっその事、ブラックホール弾をタイムホールに撃ち込めば良いのではないか? と言う意見も出たが、反対したのはアカ子だった。


タイムホールとブラックホールの相性はあまりよろしくないらしい。対消滅を問題なくおこせなかった場合、星が吹き飛んでもおかしくない……そうだ。


この対消滅と言うのがよくわからなかったが、ブラックホール弾は通常空間に作用する事しか考えておらず、タイムホールはこの通常には当てはまらないらしい。


アカ子曰く、撃ち込むべきポイントを見極めてから撃った方が良いそうなのだが、俺たちの戦力は多くない。天使達の予測では戦力比は30対1だ、これも仮の数字で、明確な根拠はこれまたない。


チャンスもそう多くはない……と考えると、とりあえず犬耳の話を信用して、大体の場所に撃ち込んで、後は臨機応変だ。


運悪く移動していて、ブラックホール弾がタイムホールに直撃する可能性もあるが……まあ、その時はその時だ。


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