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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十六章「来訪」
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追いつめられて(19)

3020年2月9日


日が沈む前に、予定ポイントに到着。


だが海上からはお舟の信号をキャッチする事が出来なかった。それには相当焦ったのだが、潜ると反応があった。


アカ子が言うには出力が低いので、通信装置ではなく、何か別のシステムで代用しているのではないかとの事だ。おそらく墜落の衝撃で本来のシステムが使えなくなったのだろう


宇宙服を着て、海中に潜ってみた。宇宙服には海中で移動する機能はないので、誘導は怪獣に任せる。


正直浮上も出来ないので、背中に引っ掛けたワイヤーが頼りで、非常に心配だ。


日の光が届かない深度の真っ暗な所にお舟が居た。宇宙服、救命バルーンを経由して、アカ子に分析してもらうと、お舟は生きているらしい。


「意外とお早いですね、キャプテンって言ってます!」


声は聞こえないが、どうやら無事らしい。


本当に良かった。


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