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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第二章『光陰』
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矢のごとく(20)

2940年 5月13日


しばらく見ていて気がついたが、アカ子とお舟の動きは非常に滑らかだ。


格闘技経験者の動きと言える。だが、両者ともふとした時の動きに滑らかさがない。


よくよく観察していると俺が命じた事をするときに滑らかさが無い。特に料理はわかりやすかった。


お舟に聞くと案の定、俺が眠っている間は同じ動作の繰り返しらしい。


俺が寝てる十年間はほぼ同じ動作の繰り返しだ。累計、五十年以上のベテランの動きとなれば、そりゃ最適化もされるだろう。


しかしそれはさぞや、つまらないに違いない。


俺だったら十年もルーチン作業してたら、確実に飽きる。


しかし、俺がずっと起きてるわけにもいかないし。何か考えないとな。


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