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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十五章『歴史』
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求めゆくは(14)

3020年1月3日


海流の調査は大体終わり、アカ子の誘導で戦車を進めている。


反応は無し。


二年以上、ほったらかしてる訳で、結構流されてしまっているのかもしれない。


金属の塊が流されるのはあんまりイメージが付かないが、それでも結構流れるらしい。


「この辺は海底三千メートルくらいですかねぇ。いろいろと厳しそうですね」とはアカ子の言葉だ。


三キロも深いのか。宇宙服で潜れないかとアカ子に調べさせるとまあ、出来なくはないようだが……筋力アシストは放熱の分の強度的な問題で使えないらしい。


「カタログスペックなので、痛んでなければ大丈夫ですよー」とのこと。さんざん格闘戦闘をやらかした後だと、中々に気が重い。


思いつく方法は三つ。俺がやるか、もしくはゴーレムにやらせるか、あるいは怪獣にやらせるかだ。


安全策はゴーレムだが、どの程度作業が出来るかは怪しい。俺の見た事ある奴はあんまり手先が器用ではない気がする。


一先ず、宇宙服の回収だけはしなけりゃ成らん。いろいろ考える事が有りそうだ。


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