求めゆくは(7)
3019年12月27日
暇なので、つらつらと日記を見直す。
結構な文量に成って来た。俺って筆まめだったんだな。
途中、コールドスリープしたとはいえ百年くらい時間も飛んでるし、すげぇもんだ。
見直すとあれだ。漂流してる時の内容が悲惨すぎる。お腹の奥がキュッと痛む気がするな。最初わかっていなかったと言うか、気にしていなかった事もずいぶんわかって来ている。
この星が地球と関わりがあるとは思ってなかったが、読み返してみるとやっぱり変なもんは変だな。
しかし……先輩がここに来た事と、俺が来た事にはやっぱり何か関係があるんだろうか。
この星への航路を決めたのは計画で決められたルートだ。
……はめられたのか? とも思うのだが、意味が分からん。俺に何かさせたいのか?
アカ子に相談すると「もしあれだったら、ワームホールが欲しかったんでしょうか?」とのこと。
考えられない話じゃない。ワームホールをこの星に送り込むのが目的なら分からない話じゃない。だがそれならT計画自体が偽装だって事に成る。
そこまでやるだろうか……というか、そう言う計画を立ててもいいんじゃないか?
あの不時着はむちゃくちゃだった。というか、墜落だ。ワームホールは壊れていた可能性の方が高い。
壮大な嫌がらせの可能性もあるが……よくわからんな。
やっぱり単なる偶然か?




