表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十四章『ハラワタ』
654/775

アンタッチャブル(17)

3019年11月30日


敵施設の全容が判明した。


結局の所、天使のねぐらは生物兵器の研究所と、その生産工場だ。


食料を賄う合成食品工場などもあるが、様はそう言う設備だ。


先輩が当時の反政府勢力に加担してたのは多分間違いない。あの当時は機械政治のまっただ中で、生物兵器を生産していたのはそれに対抗していたゲリラ組織だ。


俺の時代には生物兵器は禁止されている。先輩の時代もそうであったはずだが、先輩の時代は同時に生物兵器は安価で、都合の良い兵器だった。


なにせ、生産性が高く、大きな設備を必要とせず、放って置けば敵を倒して、なおかつ運がよければ勝手に増えるからだ。


だからこそ、後々に生物兵器は駆逐された。


宗教家が言うには神は人間を祝福したが、人間は生物兵器を祝福しなかったということだ。神様の器が広いのか、人間の器が狭いのかはわからない。


ただ一つ言える事は、食料生産工場をぶっつぶせば、相手は補給が出来なくなると言う事だ。だがあいにくと、餌となる生物はそこら中に居て、対抗する人間は槍を持って走り回っている状態である。


この星の人類が生物兵器に対抗できるかは非常に怪しい。だから問答無用でここを吹き飛ばすとこの星が生物兵器天国になる可能性がある。


お化け二号が言うには、生物兵器を人間にしむけるのは第八の課題であるらしい。


先輩は人間vs天使の最終戦争を技術発展の踏み台にしようと考えていたと言う事だ。


めまいがする。その課題とやらの矛先が、俺に向いているのか?


対人類用の課題を個人に向けるなよ……。


いろいろと悩ましかったが、原状を考えると吹き飛ばす意外に手段はない。


可能距離に入り次第、砲撃する事にしよう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ