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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十三章『戦場』
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暗転(11)

3019年10月20日


捕虜の口枷が外される。


王子には口酸っぱく、拐かされるなと言ってきかせる。既に天使から逃げられているから、同じ轍を踏むわけにはいかない。


固形食の毒味役が出来て、悪くはなさそうだ。


学者から一つの仮説を聞かされる。


幽霊はエーテルによって光っているが、その命令は機械から出ているのでは無いかと言う話は以前に聞いた。


博士が言うにはエーテルの量が絶対的に不足しているのでは無いかと言うのだ。


「空気中の魔法のもとを集めて、この機械が発光させているわ。じゃあ、その光を集めているのには何が使われてるかと言えば、それも魔法のもとだと考えられるの」


半々と聞き流すに、魔法の元は多種多様な目的に使用できる可能性があると言う。


ゴーレムだけでもセンター的な働きも、ゴーレムの動き自体もエーテルによるものらしい。


水を煮詰めて、エーテルを取り出せば、この機械は本来の動きをするのでは無いかという。


移動しながら、水を煮詰めるのか? それはちょっと無理だろうと、言うのだが聞きやしない。


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