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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十三章『戦場』
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暗転(4)

3019年10月13日


天使の襲撃に備えて、手頃な石を準備しているが……実際、これでまた何とかなるとは思えない。


いざとなれば、ブラスターで撃つことになるかもしれないが、そうなれば天使陣営とは事を構える事になるかもしれない。


王子は暗い顔で冷たくなった飯を突いている。


明日には町に付くらしい。


もし俺が襲撃するなら、そこでやる。不意打ちで背中をナイフでズブリだ。


人が多ければ、それだけ不意をつきやすくなるからだ。気合いを入れなければならない。


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