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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十三章『戦場』
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進撃(64)

3019年10月4日


おさげの男が二日酔いで再び吐いていた。


なんというか、そう言う星の下に産まれているのかもしれない。


移動自体は順調に進んでいる。あと、二日も有れば国境を越えられるだろう。


馬車で国境を越えられるのかと心配はしているが、学者が言うには何とかなるらしい。


とりあえず、それを信じることにする。


リコウダー王国に入ったら、入ったでその中心部を目指さなくてならない。


その場でお役目ごめんとはならないだろうが……、一区切りが付くまでは付き合わなくては、俺が死んだか、あるいは敵前逃亡したように思われてはシャクだ。


とりあえず、死亡扱いにはなってそうだが……。


幸い、宝石騎士に顔見知りが何人か居るので死亡扱いは簡単に何とかなるだろう。

後はサボった訳ではない証明が難しい訳だが……。


王子を守るのが俺の生活の生命線になりつつ有る気がする。


そう考えると、爺やもそうか。仕事のし過ぎだ。家に帰ったら、しばらく寝ていよう。


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