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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十三章『戦場』
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進撃(48)

3019年9月18日


野宿開け。


体が痛いと不満が多い。


全員の気合いを入れるため、文句を言った奴の頭を叩く。


不満を言う奴は追加で二回。その次、四回叩かれた所で学者が黙った。


頭に衝撃を与えるなんて、私がどうなっても良いのかなどと抜かすので思いっきり頭を揺すってやった。


おさげの男が止めに来たが、こういうしつけをしてこなかったから調子に乗る人間が出来上がるのだ。


人類の損害だというので、俺は頭のいい奴が嫌いなんだと次はおさげの男を前後に揺さぶると、おさげの男はゲボをぶちまけていた。相変わらず、三半規管の弱い奴め、

学者に取っては頭のいい奴が嫌い発言が衝撃だったらしい。


何故何故どうしてと五月蝿いので、頭のいい奴は頭の悪い奴を使えば楽できると考えるからだと言ってやるとそんな事は無いと反論して来た。


ので台車には乗せなかったが、歩き方に力が無い。というか、めちゃめちゃ遅い。


恨みがましい目でこっちを見てくるので、仕方なしに台車に乗せる。


さっさと馬車を買わないと、俺の手間がかかってしょうがない。


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