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進撃(41)
3019年9月11日
町に入ったが中々立派だ。
人が多くかなり活気があるが、なんだか荒っぽいのはやはり戦争が行われているからだろう。
一発当てようとする商人達と、兵隊達が目につきやすい。
偉い先生が居るという宿に案内されたが、そこから出て来たのはなんか全体的にだらしのない女だった。
想像していたのより、遥かに若かった。リンガーレイフォンと同じくらいではないかと思う。
しかし服装もだらしなければ、歩く姿もだらしない。
胸元が開いているというか、そもそも閉じてない。痴女だ。
爺やも絶句するほどのだらしなさだ。王子には教育上よろしくないだろう。
機械式のゴーレムを見せると目を輝かせていたが、全力で妨害する。
親の仇でも見るような顔で見られたが、そんなもん本気で殺しに掛かってくる兵隊と比べれば怖くはない。
船の話をすると、海洋の調査をしている知り合いが居るらしい。
明日早速、アポを取ってくれるそうだ。
なるべく早く、海に出たい所だ。




