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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第二章『光陰』
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矢のごとく(8)

2910年 5月1日


ビビった。俺もう四十過ぎじゃん。何が二十二だ。サバ読みやがって落ち着きがないにもほどがある。


地球での戸籍で言えば、単純計算で既に四百年オーバー。妖怪だ。


思えば十四で軍学校に入って、なんだかんだでずっと陸勤め。


軍歴で言えばそこそこだが、実際戦争がある訳でもなく、治安維持の見せ札代わりと暴動鎮圧。それと災害救助ばっかりだった。


そう考えれば宇宙勤務は夢がある。俺自身には開拓心のかけらも無いのだけれど。


地球に戻ったときにそれっぽい話をする為、漂流記系統の映画を見るべきか。


二十二世紀に人工衛星の監視システムがオープンチャンネルになって、地球での漂流はありえなくなってしまった。


それ以降の漂流物の舞台は全部宇宙が舞台になっている。


それを参考にしようかな? 映画が面白いから、コールドスリープは明日しよう。

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