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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第二章『光陰』
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矢のごとく(6)

2910年 4月29日


お舟の体は大根みたいだな。

と案内板をしげしげ見ながら、言ったところ、お舟がたいそうお怒りになった。


口もきいてくれない。機械にもプライドってあるらしい。

葉の部分に当たるところを下にした時出力部位があり、そこに直結するようにエンジン。


その上にワームホール保管エリア。その上に戦車などの着陸用装備エリア。

その上は住居。さらにその上にお舟の頭脳と呼ぶべき演算装置。先っちょに当たるところに操縦室が完備されている。


充実の作りだが、シルエットだけだと大根だ。もしくはカブだ。


間違ってないと思うが、事実が他人を傷付ける事だってあるという事か。


アカ子まで俺をデリカシーが無いと叱ってきた。


なんだい。軍人にデリカシーなんて求めやがって。


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