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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十三章『戦場』
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進撃(11)

3019年8月13日


太陽の方向から読み取って、味方が居るほうへ進んでいるはずだが……どういう訳か、敵にぶつかる。


今日は三回ぶつかった。出合い過ぎだと思う。


一つは基地だった。


食料品を補給できたのは良かったが、敵の陣地の中なのもかもしれない。


川の流れがどうなってるかわからんが流されて敵の奥に来たのだろうか? 味方のほうに進んだというのが思い込みなのか?


敵の本拠地にワンパンするか?


とも思うが、敵の本拠地がわからん。


さらに言えば、ぶっ飛ばして戦争が終わるかもわからん。


戦争ってのはよくわからんなぁとつくづく思う。それに比べれば、迷子になるなんて実にほのぼのとした話だ。


まあ、実際は殺伐としてるが……出合った端から、殴ってるし……。


山賊相手にしている時より、探り合いが無い。戦場じゃなければ只の通り魔だ。


……なんか対処を間違えてるのか、俺?


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