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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十三章『戦場』
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進撃(2)

3019年8月4日


移動中に話を聞くと、噂のゴーレム……は、ちょんちょん現れているらしい。


それはこの戦場だけの事なのか。それともより広域である物なのかは不明。


襲って来たので、ぶっ壊したが、実際問題何故襲って来たのかは不明だ。


話を聞く限りだと、俺だから襲われた……と言う事もなさそうだが、味方のゴーレムじゃないなら敵だろうと、こちらからおそい掛かっている可能性が無い訳ではない。


出来れば、実際に戦った経験がある奴の話が聞きたい。


考えてみると単独で行動しているのも謎だ。


わけがわからんというのはなかなかに怖い。


この星に降りてから、そんなのばっかだと思えなくもないのだが……天使の存在は俺の中でもかなりのイレギュラーだ。


あくまで、俺は個人。集団に、計画的に教われるとアカ子達を守るのは難しくなる。

出来れば敵対はしたくないが……。


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