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惑星ジェミニ物語  作者: 森山 銀杏
第十二章『外敵』
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刺客(52)

3019年8月1日


砦を確保した事は案外大きいらしかった。


わたわたと味方の出入りが日に日に多くなっている。


村で家を造る手伝いをしていた経験から言うと、人の住める住居を造るのは中々骨が折れる作業だ。


戦争中に必要だからと言って、建てるのはやはり難しいのだろう。


地球でもたまに建つとそれだけで逸話になっていたように思う。一夜城とかそんなのだ。


逆に言えばそれだけ珍しいのだろうと思う。


それと荷物運搬に味方のゴーレムがやって来たが、なんだかしょぼかった。


始め、ゴーレムと言うか、がらくたが壊れながら歩いてるのかと思ったくらいだ。


ガッタガタで、見るからに不安になる。


だがそれが普通のゴーレムらしい。変なゴーレムだなと言うと不思議そうな顔をされた。


人間以下の速度だが、人間より荷物が運べる。のがゴーレムらしい。


どうやら変態マスクのゴーレムが群を抜いてすごいらしいことがわかった。


家くらいのサイズのゴーレムの話をしたら鼻で笑われた。あり得ないそうだ。


それと殴り合いをした俺って一体……。

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